社長が亡くなってしまった、 スマートフォンの中に大事なデータがいろいろあるんだけど、どうやって出せばいいんだろう
このデータが引っ張り出さないと仕事に支障が出てしまう、さて困ったぞ。
個人事業主さんもそうですし、家族経営で運営されている会社とかでもありますね
お父さんやお母さんが亡くなった時、悲しみに伏せってばかりではいられません
とりあえず受注している仕事をしっかりやらないと、亡くなった故人に対しても失礼ですからね
仮にできなくなったとしても、お客様に対して誠意ある対応しなければ、故人の方も草葉の陰で泣いてしまうかもしれません。
実際この場面どうするのか考えていきましょう。
パスワードを知っておくのが良いけれど
人間は遅かれ早かれ必ず死にます、これは逃れられないですね
本当はこんなことが起きる前に、
大事な情報やパスワードなどエンディングノートなどに示し
周りの人たちに迷惑がかからないようにしたいところですが、
なかなか残している方が少ないのも現状です。
なんとか遺族で解除したい所ですが
スマホのロックはかなり強力なので
パスワードを知らなければ
かなり解除は不可能に近いのが現実なのです。
パソコンなどのデジタル機器データ復旧専門業者であっても
簡単にロック解除をできるわけではありません
IPhoneやアンドロイドのスマホでは
10回連続で入力ミスしたらとか、15回連続でミスしたらとか
機種によって違いますが、スマホの中身が初期化されたりします
闇雲にガンガン入力するのは考えものですね。
パスワードを探す作業に専念するのが良いでしょう。
パスワードの手がかりとは
どんなパスワードを使っていたのか、それを探すのはこの辺がヒントになります。
クレジットカードの暗証番号や、会社や奥様の電話番号
車のナンバーや、 子供の誕生日など
他のサービス等と暗証番号を同じにしてはいけませんと
いろんなところで通知が出るけれど、同じにしてる方は結構います
そういった可能性を1つずつ潰していくのが堅実な方法ですね。
逆に言えば、 それぞれのサイトなどで
きっちりパスワードを別々に管理されているしっかりしている方ほど
パスワードを見つけにくいとなります、
パスワードをしっかり管理するべきですが悩ましいですね。
FBIでも、スマホのロックを解除できない
皆さんもFBIって聞いたことありますよね、連邦捜査局と言う所なんですが
細かい話は抜きにしていろんなことをできる組織ってイメージありますよね
FBIが犯人操作をしているうちに手に入れたiPhone
この中にいろんな情報が入っているからと解析を試みました
結局そのセキュリティーを突破することができずに、
アップルにロック解除するのを依頼しました
しかしアップルはいろんな観点からこれを拒否しました。
結構有名な話でして、FBIですらロック突破できない
そんなiPhoneのセキュリティーの凄さがニュースに流れたものです。
そんなiPhoneを、街のデータ処理屋さんとかがロック解除できると思いますか?
FBIよりも高い技術があるとは思わないですよね。
自力でiPhoneのロックを突破するのは大変なんです。
FBIでもiPhoneのセキュリティを突破できない
結論からすると、エンディングノートとかをしっかり書いておき
亡くなってからでもすまほー中のデータを見られるようにひと工夫が必要です。
パスワードの共有がないままの場合
パスワード街道には膨大な時間と費用がかかると思ったほうが良いでしょう。
個人事業主の良い点は、自由に動ける身軽さです
ですが、あなたが死んだらどうなるの？と考えると
一人親方でやっているのは、大きなリスクで
年配になると、お客様からリスク回避のために仕事の発注が減らされる可能性があります。
そんな風にならないためにも、しっかりとした対応が必要ですね。
今のうちから考えていきましょう。
愛知県豊橋市で、個人事業主さん・中小企業の経営者さん向けに集客と販売促進のサポートをしている、販促工房の笹野です。