何気なく見ているテレビCMや新聞折り込みチラシ、雑誌の広告など、これらはすべて「マス広告」と呼ばれる広告の一つになります。
いろんなところで目にすることの多い、世間一般の人たちにとってとても身近な広告なのではないでしょうか？
では、このマス広告とはどんなものなのか、詳しく見ていきましょう♪
マス広告とは？
マス広告とは、マスメディア広告の略で、英語では「Mass advertising」と表記されます。
“マス”には大衆や群衆といった意味があり、その名の通り、多くの世間の人々に向けて広告を打ち出すものです。
マス広告には、新聞広告・雑誌広告・テレビCM・ラジオCMの4つの媒体があり、それぞれのメディアに合わせた幅広い年代へのアピールが可能です。
テレビCM
テレビを見ていたら必ずと言っていいほど目にするのがテレビCM。
テレビCMには、長期間放送するタイム広告と短期間放送するスポット広告があります。
タイム広告は基本的に１本あたり30秒で、1クール3カ月、1月・4月・7月・10月スタートで放送されます。
スポット広告は1本あたり15秒が基本で、短期集中で放送されます。
期間限定品や新商品のPRにピッタリですね。
雑誌広告
雑誌広告は、大手出版社から出されているファッション誌やグルメ誌等情報誌をはじめに、地元の情報誌、フリーペーパーなどの雑誌の中に広告を掲載するものです。
純広告とタイアップ広告の2種類があり、目的に合わせて使い分けることができます。
純広告は、雑誌内に決められた広告掲載面に広告を出すものです。
依頼した側でデザインした広告が掲載可能で、読者に視覚的なインパクトを与えられます。
一方タイアップ広告は記事広告とも呼ばれ、雑誌内の記事体裁と同じようにライティングした広告を掲載します。
記事として掲載されるので、より細かい詳細を伝えたい場合に有効です。
新聞広告
新聞広告は、新聞のページ全面または下部などに掲載される広告のことを言います。
文字の広告だけでなくイラストや写真などで、よりわかりやすく情報を伝えることもできます。
原稿の締め切りから掲載されるまでが短いため、今伝えたい情報をリアルタイムで届けやすい広告でしょう。
しかし近年、若い世代やアパート暮らしの方など、新聞を取らなくなってきている傾向が見られるのが難点です。
ラジオCM
ラジオCMは、ラジオ番組の放送中または間に流れるCMのことを言います。
まるでリスナーに直接話しかけているような、親しみやすく説得力のあるPRが可能です。
ラジオは時間帯によって放送される番組が異なり、内容によって全く雰囲気も違ってくるためリスナー層も大きく変わります。
自分のターゲットとする層に届くと思われる時間帯を選んで広告を出すことが鍵です。
圧倒的インパクトはあるがコスト大！
これらマス広告は、看板広告や電柱広告など他の広告と比べて圧倒的にインパクトを与えることができますが、その分コストがかかります。
一例ですが、テレビCMで15秒枠のスポット広告を出すとすると、最低でも30万円程度はかかってきます。
また、マス広告は各メディアに掲載する広告であるため、それぞれのメディアに必ず依頼しなければなりません。
自分で動画を作って自由にテレビCMに載せるなんでことはできませんよね。
その点、各メディアとの打ち合わせなどが必要になり、ハードルは高めな広告と言えるでしょう。
一気に全国区で知ってもらうことができる
マス広告と言うだけあって、他の広告に比べて世間一般層に幅広く情報を届けることができるメリットがあります。
全国放送のテレビやラジオ、全国紙の新聞などであれば、ターゲットは全国の皆さんと言うことになります。
手っ取り早く一気に名前を知ってもらおう！という場合には、非常に効果があると言えるでしょう。
最近の事例では、スマホ決済のペイペイなんかが記憶に新しいのではないでしょうか？
サービスのスタート前からガンガンCMを流し、全国に一気に名を知れ渡らせ、今ではほとんどの人が認知しているほど大衆に受け入れられています。
全国区ではなくても、ローカルテレビのCMや地元の情報誌の広告であれば、その地域の人たちをターゲットに広く情報を届けることができます。
今すぐ購入や契約といったアクションに導くことは難しいですが、マス広告を見た人たちがそこから企業のホームページを調べたり、販売サイトを調べ
マス広告まとめ
マス広告は正直かなりコストがかかり手軽にできる広告ではありませんが、打ち出した時の大きな効果が期待できます。
どんなことを目的にどんな内容で広告を出すのか、しっかりと考えた上で、必要な時にうまく活用していきたいですね。
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