みなさんも見たこと・聞いたことあるんじゃないかと思いますが
いろんな会社のサービスの宣伝とか、ネット通販なんかを見ていると、「この商品は全年齢にお使いいただけます」とか「大人から子供まで、幅広い層にお使いいただけます」など全年齢を対象とした商品が売り出されていることってありますよね。
サービスも然りで、「全年齢を対象としたサービスとなっています」という売り文句を見ることもあるんじゃないでしょうか?
でも、改めて考えると
この『全年齢』って、すごく幅が広いと思いませんか?
逆を言えば、ターゲットが広すぎて定めにくいという欠点でもあります。
では、『全年齢』は、その中でもどの年代に焦点を当てる必要があるのでしょうか?
今回は、全年齢対応について詳しく説明していきますね。
全年齢対応は、シニア目線で書きましょう!
全年齢対応はどの年代に焦点を当てればいいのか。
ズバリ、《シニア》目線で考えてください。

シニアというのは、一般的に65歳以上の方を指します。
なぜ、全年齢がシニア目線なのか。
それは、日本が高齢化社会によってシニア層の割合が高くなっているからです。
総務省統計局のデータによると、日本の65歳以上の人口は3640万人で、これは日本の人口全体の約3割に当たります。(2021年9月15日現在推計)
となると、必然的に『全年齢』対象と言えども、ユーザーとなり得る見込み客の多くはシニア層になるというわけなのです。
50代のシニア予備軍の方も入れると、全国民の半数かも??となりますね。
赤ちゃんや、未就学児はターゲットじゃないよなぁとか、厳密に考えると
シニアがほとんど??って可能性もありますね。
ですので、全年齢対応の商品やサービスを開発・販売をしていくに当たって、シニア目線で動いていく必要があります。
もちろん、若年層や中高年層目線の全年齢対応商品を売り出すことも良いですが、ヒットする人数の分母は減ってしまうということです。
全年齢対応で、より多くのお客様に届けるためには、《シニア》目線で考えるようにしてみてくださいね。
売り出す時は、年代を絞って
また、販促の観点から考えると、全年齢対応はそもそもお客様に魅力や良さが伝わりにくい弱点があります。
そのため、何かを売り出す際には、《ターゲットを絞る》ということが大切。

年齢に関していうと、「これは60代向けの商品です」とか「これは20代向けのサービスです」というように、ピンポイントで年代を指定して売り出すのがベター。
まずは、皆さんの売り出したい商品やサービスはどの年代の人に特に使ってもらいたいのか、そこを考えてターゲティングしてみてくださいね。
シニア目線で!のまとめ

やっぱり全年齢対応で、より多くの人に使ってもらいたい!という気持ちになるのは皆さん同じことと思います。
しかし、範囲を広げすぎてしまうと、逆にお客様に伝わらない・届かないということもあります。
的を絞って投げることも大切。
また、全年齢対応にしたいのならば、日本の高齢化社会を鑑みて《シニア目線》で考えていきましょう。
これをきっかけに、皆さんも今一度、自社の商品やサービスについて改めて考えてみてくださいね。
















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として、全国の中小企業の集客のサポートをしている販促工房の笹野です。