外国人材と共に築く社会 ― トヨタ財団助成プログラム2025の募集開始
日本に暮らす外国人の数は年々増加しており、その存在は社会や経済に大きな影響を与えています。労働力としてだけでなく、地域社会や教育、福祉など幅広い分野において外国人材の存在感は高まっています。こうした背景から、外国人材と共に生きる社会をどう築いていくかが大きな課題となっています。
トヨタ財団は2019年度から「外国人材の受け入れと多文化共生」をテーマにした助成プログラムを実施してきました。本プログラムは、単なる研究支援にとどまらず、外国人材が能力を最大限に発揮できる社会づくりを目指すものです。2025年度も新たに助成対象プロジェクトの公募が始まりました。
助成の目的と特徴
このプログラムでは、外国人材の受け入れに伴う課題を調査・研究すると同時に、実際に解決策を実践することが求められます。研究と実践を組み合わせることで、現場の課題に即した仕組みや制度の構築を目指します。重点分野は以下の5つです。
- 外国人材が能力を最大限発揮できる環境づくり
- 外国人材の情報アクセス格差の是正
- ケア・サポート体制と既存資源の見直し
- 高度人材の流入促進
- 日本企業の海外事業活動からの学びと教訓
これらの分野は相互に関連が深いため、複数を横断する取り組みも積極的に支援対象となります。特に、研究者と現場の実践者、行政、地域住民、当事者、企業などが連携し、多角的に課題解決に挑む姿勢が重視されます。
助成内容
助成総額は5,500万円で、1件あたり500万〜1,000万円程度の規模です。助成期間は2年間(2026年5月〜2028年4月)または3年間(2026年5月〜2029年4月)から選ぶことができます。中長期的な活動を視野に入れた計画が可能です。
応募はチーム単位で行う必要があり、個人のみの応募は対象外です。応募者の国籍や所属、年齢は問われませんが、代表者と連絡責任者は日常的に日本語でのやりとりができることが求められます。また、応募書類は日本語で作成する必要があります。
さらに、助成期間中には適切な政策提言や公開シンポジウムなど成果発信を行うことが条件とされています。財団との連携を保ちながら、広く社会に貢献できる取り組みであることが期待されています。
応募期間と詳細
応募期間は2025年9月1日から11月15日まで。対象地域は全国です。詳細や応募要項は、トヨタ財団の公式サイトで確認することができます。
公式サイト: https://www.toyotafound.or.jp/grant/migration/
まとめ
外国人材の受け入れは、日本社会にとって長期的に重要なテーマです。本助成プログラムは、調査と実践を組み合わせながら課題解決を推進するユニークな支援制度です。研究者、地域団体、企業、行政など、幅広い主体が連携することで、外国人材と共に生きる社会の未来像を描くことができます。もしあなたの活動がこの課題に関わっているなら、この助成プログラムを活用し、社会に大きな一歩を踏み出すチャンスになるでしょう。














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こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。