はじめに
「もっとフォロワー増やさなきゃ」「人脈を広げなきゃ」「毎日誰かとつながってないと不安」
そんなふうに思っていませんか?
でもちょっと立ち止まってみましょう。
あなたのビジネスにとって、“本当に必要な人”は何人いるでしょうか?
実は――
売上やご縁につながる関係って、「150人もいらない」んです。
今回は、進化心理学者ロビン・ダンバーが提唱した「ダンバー数」と、その“同心円モデル”をもとに、あなたの販促活動にすぐに活かせる「人の見極め方」をお伝えします。
SNS運用や営業、セミナー、交流会など、日々「人とつながる」ことにエネルギーを使っている個人事業主さんにこそ知ってほしい、脳科学に基づいた“人間関係の整え方”。
では、3つのポイントに分けてお話していきますね。
導入:3つのポイント
✅ ダンバー数=人間が安定して関係を保てる人数は最大150人
✅ 親密度によって人間関係は5層に分かれる
✅ 一番内側の「5人」と「15人」が、ビジネス成長のカギを握る
この理論をもとに、どの人を大切にすべきか?
どんな関係を築くべきか?を、わかりやすく整理していきます。
ポイント1:ビジネスの中心は、たった「5人」?

まず、ロビン・ダンバーの理論を簡単にご紹介します。
人間の脳は、親密な関係を「最大150人」までしか保てないとされています。
これが「ダンバー数」と呼ばれるもの。
でも、この150人がすべて同じ重みでつながっているわけではありません。
ダンバーは、関係の深さによって5つの層に分かれる“同心円モデル”を提唱しています。
- 核心(5人):家族や親友。最も信頼できる人
- 内円(15人):深い関係の友人・仲間
- 中円(50人):よく知っている人たち
- 外円(150人):顔と名前が一致する程度
- さらに外側(500〜1500人):SNSで知ってる程度の人
ここで注目したいのは、「一番内側の5人」と「その外側の15人」です。
ビジネスで結果を出している人たちは、SNSのフォロワー数や名刺の枚数よりも、この「20人」との関係を徹底的に深めているんです。
なぜなら、この層の人たちは…
✔ あなたの商品や活動を応援してくれる
✔ 本音を教えてくれる
✔ 他の人に紹介してくれる(=口コミの起点)
まさに、あなたの“ファン”であり、“営業マン”になってくれる人たちです。
ポイント2:「関係を深める」時間の使い方がカギ

では、どうやってその20人との関係を深めていくのか?
答えはシンプルで、「時間をかけること」です。
SNSで「いいね!」をもらうより、LINEで「最近どう?」と連絡する。
交流会で名刺を100枚配るより、1人と1時間じっくり話す。
たとえば、毎月のZoomお茶会に参加してくれる常連さん。
イベントのたびに反応をくれる過去のお客様。
セミナー後、感想をくれた参加者。
こういう方がいたら、ぜひ「内円」に招待してください。
あなたにとって“ただの接点の一つ”ではなく、“深めるべき人”なんです。
ちなみにこれは、どんなビジネスでも応用できます。
▶ 飲食店なら常連さん
▶ サロンなら月1で来てくれるお客様
▶ コンサルなら継続契約してくれているクライアント
この人たちこそ、リピート・紹介・口コミの宝庫です。
ポイント3:「150人集める」より「15人との関係を磨く」

つい、私たちは「もっと広げなきゃ」と考えてしまいます。
SNSのフォロワーを増やすために広告を打ったり、交流会に毎週参加したり…。
でも実は、拡げるより「深める」ほうが成果に直結します。
なぜなら、外円(150人)やその外の500人との関係は、基本的に“浅い”からです。
投稿に反応してくれることはあっても、実際に「買う・申し込む・紹介する」などの行動にはつながりにくいのです。
ここでよくある例をご紹介します。
あるコーチの失敗と成功
ある個人事業主の女性が、SNSに毎日投稿していたけれど、半年間全く申込がなかったそうです。
フォロワーは1000人以上いたのに、なぜ…?
実は、その投稿内容が「誰に向けたものか」があいまいで、肝心の“内円”の人たちが反応していなかったのです。
そこで彼女は、既存のお客様や相談に乗った人たち10人に絞って、連絡したりヒアリングを実施。
「何に困っているか」「どんな言葉が響くか」を知り、それに合わせた内容に変えました。
すると、翌月から申込がポツポツ入りはじめ、3ヶ月後には売上が3倍に!
このように、「拡げる」ことに時間をかけすぎると、“一番大事な人”の声が聞こえなくなるんです。
まとめ:あなたの円は、誰で埋まっていますか?

最後におさらいです。
✔ 人が関係を保てるのは150人まで。その中でも重要なのは「5人」と「15人」
✔ 売上・口コミ・紹介など、結果に直結するのは内側の円の人たち
✔ 深い関係を築くには「時間」と「関心」が必要
✔ 広げるより、まず深める。あなたの“円”を見直すことで成果が変わる
おわりに
販促活動って、「がんばるぞ!」と力を入れがちですが、
大事なのは“がんばり方”なんです。
「150人もいらない」
そう思えるようになると、気持ちもラクになりますし、
大切な人たちとの関係がグッと深まります。
あなたの「同心円」の中で、今すぐ大事にすべき人は誰でしょう?
そして、その人に今日、何を伝えますか?
販促工房では、あなたの“円の描き方”を一緒に考える個別相談も受け付けています。
「誰に向けて発信すればいいかわからない…」と悩んだら、ぜひご相談くださいね。


















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。