「ホームページを作ったのに、全然問い合わせの電話が鳴らない…」 「アクセスはあるみたいだけど、メールが来ないのはなぜ?」
もし、あなたの会社のホームページ(HP)がそうなっているとしたら、それはデザインのせいでも、SEOのせいでもないかもしれません。
原因はもっとシンプル。施主(お客様)が知りたい情報が載っていないから、不安で問い合わせボタンを押せないだけなのです。
逆に言えば、問い合わせが絶えない人気の解体業者のHPには、必ずと言っていいほど共通する「型」があります。それは、施主の不安を先回りして解消する情報が網羅されているということです。
今回は、解体業のHPにおいて、問い合わせを増やすために絶対に掲載すべき「5つの必須項目」について解説します。
解体工事の依頼は「不安」との戦い
まず大前提として理解しておきたいのは、一般の方にとって解体工事は「未知の体験」であり、大きな「不安」を伴うものだということです。
「怖い人が来たらどうしよう」「法外な追加料金を請求されないか」「近隣とトラブルになったら…」
お客様は、こうした不安を抱えながら、スマホで業者を探しています。その時、HPの情報が少なかったり、曖昧だったりすると、「この会社、大丈夫かな? 電話するのが怖いな…」と、そっとページを閉じてしまいます。
つまり、解体業のHPは「自社を売り込む営業ツール」ではなく、「お客様の不安を減らすツール」だと考える必要があります。
問い合わせが増えるHPの共通点!必ず入れたい5つの項目
では、お客様の不安を払拭し、「ここなら相談してみよう」と思わせるためには、具体的に何を載せればよいのでしょうか。以下の5つは、問い合わせが多いHPに共通する必須項目です。
1. 【信頼の証】会社概要と許可番号

基本中の基本ですが、最も重要です。所在地、連絡先、代表者名はもちろんですが、解体業において絶対に欠かせないのが**「解体工事業登録」や「建設業許可」の許可番号**の明記です。
これがトップページや会社概要ページに分かりやすく記載されているだけで、「ここは法律を守って営業している真っ当な会社だ」という最低限の安心感を与えることができます。逆に、これが見当たらないと、その時点で候補から外される可能性が高いと考えてください。
2. 【実力を証明】具体的な施工実績(写真付き)

口で「丁寧にやります」と言うのは簡単です。お客様が見たいのは証拠です。
- 木造住宅、鉄骨、RCなど、様々な建物の解体事例
- ビフォー・アフターだけでなく、整理整頓された作業中の様子
- 重機が入らない狭小地での手壊し作業の様子
これらを写真付きで紹介することで、「どんな現場でも対応できる技術力」と「丁寧な仕事ぶり」を視覚的に証明できます。実績は多ければ多いほど信頼につながります。
3. 【見通しを立てる】工事の流れ(ご相談から完了まで)

初めて解体工事を依頼する人は、「問い合わせたら、その後どうなるの?」「いつ見積もりが来るの?」「工事期間はどれくらい?」と、全体の流れが分からず不安に思っています。
- 問い合わせ→現地調査→見積もり提出→契約→着工前挨拶→工事→完了確認→滅失登記
このように、時系列でステップを可視化してあげることで、お客様は工事の全体像を把握でき、安心して問い合わせの第一歩を踏み出せるようになります。
4. 【心理的ハードルを下げる】よくある質問(FAQ)

お客様は、プロである業者に対して「こんな初歩的なことを聞いたら笑われるんじゃないか…」と遠慮してしまうものです。
- 「見積もりは無料ですか?」
- 「家の中の不用品も処分してくれますか?」
- 「ご近所への挨拶はしてくれますか?」
こうした、お客様が抱きがちな小さな疑問や不安を「よくある質問」としてまとめ、先回りして回答しておきましょう。「あ、同じことを気にしている人がいるんだ」「この会社なら気軽に相談できそう」と、問い合わせへの心理的ハードルを一気に下げることができます。
5. 【最後のひと押し】分かりやすい問い合わせ導線

せっかく「ここに頼もう!」と思っても、電話番号がどこにあるか分からない、メールフォームの入力項目が多すぎる、といった状態では、お客様は逃げてしまいます。
- HPのどのページを見ていても、常に目立つ場所に電話番号を表示する(スマホならタップで発信できるように)。
- メールフォームは、名前、連絡先、相談内容など、最低限の項目にする。
「いつでもお気軽にご相談ください」という姿勢を、デザイン面でも表現することが大切です。
まとめ:HPで「不安」を「安心」に変えよう
いかがでしたでしょうか。あなたの会社のHPには、この5つの項目がしっかりと盛り込まれているでしょうか?
解体業のHPにおいて、かっこいいデザインや派手なキャッチコピーは二の次です。最も大切なのは、「顔が見えない不安」を抱えるお客様に対して、必要な情報を誠実に開示し、安心してもらうことです。
この5つの項目が揃えば、HPは単なる会社案内から、24時間休まず働く「優秀な集客スタッフ」へと変わります。ぜひ一度、お客様の視点に立って、自社のHPを見直してみてください。















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。