2月もあっという間に月末を迎え、
いよいよ春の訪れを感じる3月が目の前までやってきましたね。
日差しに少しずつ暖かさを感じる日も増えてきましたが、
朝晩はまだ冷え込む日も多いので、
体調を崩されないよう暖かくしてお過ごしください。
さて、今回は少し先を見据えて、
「2026年5月の販促の動き」について考えていきたいと思います。
なぜ2月末の今の時期に5月のお話をするかというと、
販促の準備は「約3ヶ月前」から動き出すのが鉄則だからです。
春の商戦を乗り切りながら、今から初夏に向けた計画を練り始めることで、
競合他社に一歩差をつける余裕を持った仕掛けが可能になります。
5月は、ゴールデンウィーク(GW)を皮切りに、
こどもの日、母の日、そして地域によっては春の運動会など、
ご家族や友人と集まる大きなイベントが目白押しの月です。
また、気候が良くなりお出かけ需要が高まる一方で、
下旬からは梅雨や本格的な夏に向けた準備も始まります。
小売業者や飲食業者の皆様にとって、
消費者の「コト消費」や「ギフト需要」、さらには「季節の悩み解決」に
しっかり寄り添うことで、大きく売上を伸ばすチャンスの月なのです。
近年注目されている「コト消費」とは、モノそのものではなく“体験”に価値を感じてお金を使うことを指します。
それでは、5月に向けてどのようなことに注目し、
どのような販促を展開していけばいいのか、
「食」「雑貨」「衣料」の3つのカテゴリーに分けて詳しく見ていきましょう。
家族の笑顔があふれる「食」の提案で食卓を彩ろう!
5月は、ご家族や親しい人と食卓を囲む機会が非常に多い月です。
飲食店や食品小売店では、イベントに合わせたメニューや
テイクアウト商品の提案が鍵を握ります。
◇こどもの日・母の日の特別メニュー提案
5月5日の「こどもの日」や、第2日曜日の「母の日」は、ごちそう需要が高まります。
柏餅やちまきはもちろんのこと、ご家族みんなで楽しめる手巻き寿司やちらし寿司、
お子様が大好きなカレーライスなどの提案を強化しましょう。
飲食店であれば、「母の日限定ファミリーコース」や「ママありがとうデザートプレート」など、
思い出に残る体験を付加価値として提供するのが効果的です。
◇GW中のおうち時間&アウトドア向けの食材提案
GWを自宅でゆっくり過ごす方向けには、
ちょっと贅沢なお取り寄せグルメや、簡単で特別感のあるレシピの提案が喜ばれます。
一方で、気候の良いこの時期は、戸外でのバーベキュー(BBQ)やキャンプも大人気です。
スーパーや精肉店では、BBQ用の焼肉セットや海鮮串、
アウトドアでも簡単に調理できるキャンプ飯の食材セットを大きく展開しましょう。
◇行楽弁当と運動会メニュー
春の遠足やピクニック、そして地域によっては5月に開催される運動会に向けて、
行楽弁当の具材や、冷めても美味しいお弁当レシピの提案を積極的に行いましょう。
お弁当箱や水筒などの雑貨と連動させた売り場作りも効果的です。
◇旬の果物で楽しむ手作り果実酒
梅、キウイ、グレープフルーツなど、初夏に旬を迎える果物を使った
手作り果実酒の提案も、この時期ならではの風物詩です。
果物と一緒に、氷砂糖やホワイトリカー、保存瓶をまとめて陳列する
関連販売で、お客様の購買単価アップを図りましょう。
ギフトと季節の変わり目対策!「雑貨」で暮らしを快適に
雑貨カテゴリーでは、一大イベントである「母の日ギフト」の最大化と、
これからやってくる夏や梅雨に向けた「季節対策アイテム」の早期展開が重要になります。
◇母の日ギフトの強化と父の日の早期提案
母の日のプレゼントとして、定番のプリザーブドフラワーやメッセージカードのほか、
忙しいお母さんを助ける「家事の時短グッズ」やリラックスアイテムを提案しましょう。
また、5月後半からは、翌月の「父の日」に向けたギフト提案(お酒、グルメ、こだわりのグラスなど)を
早めにスタートさせることで、計画的なお買い物を促すことができます。
◇初夏のレジャー用品と夏対策グッズ
GWから初夏にかけては、お出かけやレジャーの機運が高まります。
お子様向けや車載用のサンシェード、海水浴・プール用品、BBQグッズなどの
夏レジャー用品の展開を始めましょう。
同時に、日差しが強くなる時期ですので、UV対策化粧品、日傘、サングラスなどの
紫外線対策グッズも、店頭の目立つ場所でアピールすることが大切です。
◇梅雨対策と五月病対策
5月下旬からは、梅雨の足音が聞こえてきます。
除湿機、エアコンの早期点検・買い替えキャンペーン、折り畳み傘や高機能傘などの雨具、
さらには部屋干し用の洗濯物対策グッズの販売を強化しましょう。
また、新しい環境での疲れが出やすい「五月病」対策として、
アロマディフューザーなどのリラックス&ストレス解消アイテムを
癒やしの空間とともに提案するのも、お客様の心に響くアプローチです。
初夏の装いへシフト!「衣料」でトレンドと快適さを提供しよう
衣料品店やアパレル部門では、春物から初夏・夏物への移行期となります。
気温の上昇やライフスタイルの変化に合わせた、機能的でおしゃれな提案が求められます。
◇衣替え準備とクールビズのスタート
春物衣料のクリアランスセールを行いながら、初夏のファッションアイテムへ
スムーズに入れ替えを行いましょう。
また、多くの企業でクールビズが開始される時期でもあります。
夏用スーツ、通気性の良い速乾性シャツ、汗の臭いを抑える機能性衣料など、
働く人を快適にサポートするビジネスウェアの打ち出しは必須です。
◇母の日ギフトとトレンドの提案
母の日ギフトとして、これからの季節に活躍するストールや、
お出かけにぴったりのブラウスなどを提案しましょう。
「お母さんに似合う初夏のお出かけコーデ」として、マネキンに着せて展示するのも効果的です。
また、2026年は「デニム」がトレンドのキーワードになる予感があります。
デニムジャケットやジーンズはもちろん、デニム素材の小物などを取り入れた
新鮮なスタイリングを提案し、お客様の購買意欲を刺激しましょう。
◇紫外線対策と梅雨・夏向けアイテム
雑貨と同様に、衣料品でも紫外線対策は欠かせません。
UVカット機能のついたアームカバー、帽子、トップス、パーカーなどを、
コーディネートの一部として提案しましょう。
さらに、梅雨対策としておしゃれなレインコートやレインブーツ、
夏に向けて水着やビーチサンダルなどの海水浴アイテムの販売も少しずつ強化し、
季節を先取りした売り場づくりを心がけてください。
まとめ
2026年5月の販促について、いかがでしたでしょうか?
5月は、ゴールデンウィーク、こどもの日、母の日といった大型イベントが目白押しで、
消費者の購買意欲や行動が活発になる非常に重要な月です。
「食」では家族で楽しむメニューや行楽・アウトドア向けの食材提案、
「雑貨」では母の日ギフトや梅雨・夏に向けた季節対策グッズの展開、
「衣料」ではクールビズや紫外線対策、トレンドを取り入れた初夏ファッションの提案など、
お客様の「その時の気分」や「これから必要になるもの」を先回りして提案することが、
売上アップの最大のカギとなります。
競合他社に埋もれず、お客様に選ばれるお店になるためには、
2月末の今の時期からしっかりと計画を立て、
商品の仕入れやSNSでの告知準備を進めておくことが大切です。
これらの施策を自社らしくアレンジし、効果的に組み合わせていきましょう。
皆さんの販促準備に、
今回の内容を少しでも役立てていただけたら嬉しいです。
販促工房株式会社では、トータルした
販売戦略のアドバイスも行っています。
ぜひお気軽にご相談くださいね。


こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。