板挟みで胃に穴を開けるな!!!
これ、いきなり乱暴な言葉ですみません。
でも、今回のテーマをお伝えする上で、あなたに一番最初にお伝えしたかった魂の叫びなんです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
駆け出しのホームページ屋さん、いわゆるWEBデザイナーとして個人事業主になったあなた。 少しずつ仕事も増え、外部のライターさんやエンジニアさんとチームを組むようになってきた頃ではないでしょうか。
でも、そんなあなたに、新たな地獄……いえ、試練が訪れていませんか?
クライアントからは「もっと安く、明日までにこの機能を追加してよ!」と無茶振りをされ。 外注先のエンジニアさんからは「そんな急な仕様変更、今からじゃ絶対に無理です!」と突き上げを食らう。
上からも下からも挟まれて、毎日胃薬が手放せない。
「こんなに辛いなら、全部一人で徹夜してやった方がマシだ!」
そんな風に、ストレスで押しつぶされそうになっていませんか? (ドキッとする方いませんか?)

■ブライト・ノアに学ぶ、中間管理職の悲哀
そんなディレクターやプロジェクトマネージャーとしての苦悩を味わっているあなたに、今日ぜひ学んでほしい人物がいます。
機動戦士ガンダムに登場する、戦艦ホワイトベースの艦長、ブライト・ノアです。
彼はなんと19歳という若さで、突然艦長という重責を任されました。
上層部(クライアントである地球連邦軍の偉い人たち)からは「早く敵の本拠地へ向かえ、一刻も早く結果を出せ」と、現場の状況を無視した無茶な命令を下されます。
一方で、現場のクルー(外注先やチームメンバーであるアムロたち)は素人ばかりで、「もう戦いたくない」「ご飯がまずい」とワガママ放題。
挙句の果てに、エースパイロットのアムロが「二度とガンダムに乗らない!」とストライキを起こした時、ブライトはストレスの限界を迎え、思わずアムロをビンタしてしまいます。
それが有名な「殴ってなぜ悪いか!」というセリフです。
もちろん、現代のビジネスで暴力やパワハラは絶対にいけません。
しかし、上と下に挟まれ、孤独に部隊を指揮しなければならない彼の強烈なストレスと焦りは、今のあなたなら痛いほど共感できるのではないでしょうか。

■町内会の夏祭りで考える、ディレクターの役割
わかりやすい一例を出しましょう。
あなたが、町内会の夏祭りの実行委員長になったとします。
町内会長(クライアント)からは「今年の予算は1万円しかないけど、子供たちが大喜びするような、打ち上げ花火と豪華な景品を用意してくれ」と言われます。
一方、買い出しや運営を手伝ってくれる近所のおばちゃんたち(外注先)は「1万円じゃ、うまい棒しか買えないわよ!もっと上からお金を引っ張ってきなさいよ!」と大激怒。
ここであなたは、間に入って「まあまあ、なんとかなりますから……」と愛想笑いを浮かべ、自分の身銭を切って景品を買い足し、当日も走り回って、誰にも褒められずに疲労困憊する。
これ、ホームページ制作のディレクション業務で、あなたがやってしまっていることと全く同じですよね。
では、どうすれば良いのでしょう?
■情報をそのまま流す「伝書鳩」にならないこと
この板挟みの地獄から抜け出すために最も重要なのは、情報を右から左へそのまま流すだけの「伝書鳩」にならないことです。
クライアントの「安く、早くやって」という無茶な要求を、そのまま外注先に伝えたら、反発されるに決まっています。
逆に、外注先の「そんな予算じゃ絶対に無理です、ふざけないでください」という怒りを、そのままクライアントにぶつけたら、今後の契約を切られてしまいます。
あなたは、両者の間に立つ「優秀な翻訳者」にならなければいけません。
クライアントの要望の「本当の目的(なぜその機能が急に必要なのか)」を深く汲み取り、外注先が「それなら、この代替案で実装できますよ」と前向きに取り組める形に変換して伝える。
この高度なコミュニケーション術こそが、ディレクターとしての最大の価値であり、あなた自身のメンタルを守る盾になるのです。

■ZOOM打ち合わせでやってはいけない、いらっとする行為
ここで、ディレクション業務でよくある、打ち合わせの席での話。
もしかしたら見かけたことあるかもしれないですね。
いらっとする行為を見かけたら、それは反面教師になりますから、人のふり見て我がふり直せと言うことで、自分の行動再確認ですね。
さて、どんな態度・行動なのかといいますと。
クライアント、あなた、そして外注先のエンジニアさんの3人でZOOM会議をしている時の話です。
クライアントの目の前で、
あなたと外注先が「え、その仕様は聞いていませんよ」「いや、昨日のチャットで送ったよね?」と、うちわの喧嘩や責任のなすりつけ合いを始めてしまう人いませんか?
これ、お金を払っているクライアントからしたら、ものすごく不安になりますよね。
「このチームに任せて、本当にホームページは完成するのだろうか?」と不信感を抱かせてしまいます。
その打ち合わせの趣旨は、クライアントの課題を解決し、より良いプロジェクトにするための場所ですよね。
それを無視して、内輪の揉め事をガンガン話すのもどうかと思いますし、クライアントを置き去りにして違う話が展開するのも変な話です。
トラブルやスケジュールの調整事は、必ず裏で(あなたと外注先の2人だけで)解決しておくのがマナーです。
本人は気づかずやってるかと思いますが、知らないうちにクライアントからの信用を失い、嫌われ者になっていく可能性ありますから、皆さんも気をつけていきましょうね。
■商品を売り込むよりも、プロジェクトで大事な事
あなたがディレクターとしてプロジェクトを回す時、最も大切にすべきことがあります。
重要なポイントは3つです
①お客様にも外注先にも好感を持たれること
②自分の保身ではなく、相手への役立ちを重視すること
③相手優先で「好かれる話」をすること
最も重要なのは、関わるすべての人からの好感です。
上と下の板挟みになってイライラしていると、どうしても言葉がきつくなったり、外注先に対して冷たい態度をとってしまいがちです。
しかし、成功の鍵は、単なる取引以上の価値を提供することにあるのです。
即座に自分の業務を楽にしようと成果を期待せず、相手優先の姿勢で「好かれる話」をすることが重要です。
外注先の苦労をねぎらい、クライアントのビジネスの成功を本気で考える。
お客様に寄り添い、パートナーにも寄り添うことで、持続的な関係と信頼を構築し、結果としてビジネスにプラスの影響をもたらします。
■個人事業主が陥る「負のループ」の罠

そして、このストレスの多いディレクション業務に追われていると、個人事業主が陥る罠にハマりやすくなります。
こんな経験ありませんか?
幾つかのプロジェクトの進行管理や、クライアントと外注先の調整業務に追われてしまい、バタバタと忙しく過ごす。
その業務が終わると、仕事の波が途切れ急に暇になる。 焦って営業活動をするんだけど、すぐに仕事が受注できない。
やっと仕事を受注できたけど、また調整業務に追われて忙しくなり、次の営業活動ができない。 こんな無限ループ。
一人親方とか、個人事業主さんに多いです、こういうパターン。 (ドキッとする方いませんか?)
この負のループの問題点は、常に営業活動をしていないって点です。
調整業務で胃が痛いからといって、発信や営業を止めてしまう。
暇な時だけ営業活動ってのが問題なのです。 そりゃ、営業活動してなかったら、仕事の受注はないですよね。 (当たり前の理屈)
■時間を決めて営業活動、ルーチン化の勧め
この負の無限ループから脱却するためにやるべきことは、毎日必ず時間を決めての営業活動の実施です。
どんなに板挟みで胃が痛い日でも、必ずブログを書く。
FacebookやTwitterなど、毎日10分でも20分でも良いので、時間を決めて投稿発信するようにしましょう。
もちろん、知り合いの方の投稿は閲覧して、コメントのやりとりなども重要ですよ。
この、時間を決めること、毎日少しでも良いのでやること、これがとっても大事です。
ダイエットなどでもありますよね。 毎日少しでも続けることが大事って!!
いきなり1週間断食してもおかしな話になりますからね。 計画性を持って、コツコツやる。 これが、ストレスに負けないためのビジネスの土台作りになります。

■最大のストレス対策は「資金不足」をなくすこと
最後に、あなた自身のメンタルを守る、一番現実的で強力な方法をお伝えします。
それは「十分な資金(お金)を持つこと」です。
経済産業省のHPに掲載されている中小企業白書を確認すると、 1年後には約30%が廃業、5年後には約60%が廃業、10年後には約80%が廃業 すごい数字ですよね。
10年後には、たったの2割しか残らないのです。
どんな会社であっても、廃業してしまう理由とは、資金不足によるものが多いです。
開業したばかりの時は、潤沢な資金があるわけではないので、予定外の支出がかさなると支払えなくなり、廃業なんてこともありえますね。
毎月預貯金が減っていくのは恐ろしいほどのプレッシャーですよ。
実は、中間管理職的なストレスの9割は、お金があれば解決します。
もしあなたに十分な資金の余裕があれば、
「このクライアントの無茶振りは度を超している。これ以上は外注先にも迷惑がかかるから、最悪この案件はお断りしよう」と、毅然とした態度で交渉することができます。
しかし、資金不足でカツカツの状態だと、「この仕事をもらわないと来月の家賃が払えない!」と焦り、どんなに理不尽な要求にも泣く泣く従うしかなくなります。
これが、最大のストレスの原因なのです。
なぜ、資金不足が起きるのか?
売り上げがマイナスになってしまった。貯金もなかったので、お金が不足した。こんな感じです。 つまり、予定通り売り上げが作れなかったということです。
だからこそ、日々の営業活動を止めず、売り上げを作り続けることが、結果的にあなたの心を守ることになります。

■廃業しないためのまとめ
ブライト・ノアに学ぶ、ストレスマネジメントのまとめです。
会社の運営資金を潤沢に用意するために、まずは、しっかりお客様を得ることから考えましょう。
その上で、クライアントと外注先の間に立つ時は、感情的にならず、両者の想いを繋ぐ「翻訳者」になること。
製品やサービスの質はもちろん大切ですが、それを上回る価値が人間関係の構築にあります。
お客様との信頼関係を築き、チームメンバーとの信頼関係を築くことで、長期にわたるビジネスチャンスが生まれます。

この考え方をビジネスライフに取り入れることで、より大きな成功と顧客満足を実現できるでしょう。
お客様との関係性を大切にし、その中でビジネスの成長を目指しましょう。
もし、ディレクションの板挟みでどうして良いかわからない場合や、メンタルが押しつぶされそうな時は、一人で抱え込まずに販促工房にご相談ください。
あなたのビジネスを、プロの視点からしっかりサポートさせていただきます。

















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。