一人で全部抱え込むな!!!
これ、いきなり大きな声を出してしまって本当にすみません。 でも、今回のテーマをお伝えする上で、あなたに一番最初にお伝えしたかった魂の叫びなんです。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
駆け出しのホームページ屋さん、いわゆるWEBデザイナーとして個人事業主になったばかりのあなた。 毎日、一人でパソコンに向かって、ものすごく頑張っていますよね。
お客様との打ち合わせ、見積もりの作成、デザインの考案、HTMLやCSSのコーディング、WordPressの設定、スマホ対応のチェック。 さらには、経費の計算や、ブログやSNSでの発信まで。
これ、全部一人でやっていませんか? ドキッとした方、いませんか?
一人で全部こなそうとするその姿勢、ものすごく真面目で素晴らしいです。
でも、ビジネスとして長く生き残っていくためには、ちょっと危険な状態かもしれません。

■個人事業主が陥る「忙しいのに儲からない」無限ループ
以前のシリーズでもお話ししましたが、個人事業主には陥りやすい罠があります。
それは、仕事が重なるとその業務に追われてバタバタと忙しく過ごし、営業活動がストップしてしまうという「負の無限ループ」です。
一人で全部の作業を抱え込んでいると、ホームページを1件作っている間は、他のことが何もできません。 その業務が終わると、仕事の波が途切れ、急に暇になります。
焦って営業活動をするんだけど、すぐには次の仕事が受注できない。
やっと仕事を受注できたけど、また制作作業で手一杯になり、次の営業ができない。
こんな無限ループに入ってしまうと、全体を均してみたら結局は微妙な仕事量しかこなせず、売り上げが安定しません。

この負のループの問題点は、常に営業活動をしていないって点です。
暇な時だけ営業活動をするってのが問題なのです。
そりゃ、営業活動してなかったら、仕事の受注はないですよね。当たり前の理屈です。
では、どうすれば良いのでしょう?
その答えは、外部のパートナーと協力して「チーム」を作ることです。
■烏合の衆から最強の部隊へ!ホワイトベース隊に学べ
ここで思い浮かべていただきたいのが、機動戦士ガンダムに登場する
地球連邦軍の戦艦「ホワイトベース」のクルーたちです。
物語の序盤、ホワイトベースに乗っていたのは、正規の軍人はほんのわずか。
あとは、たまたま避難してきたアムロ・レイをはじめとする、民間人の素人の若者たちばかりでした。 軍隊としての訓練も受けていない、いわば「烏合の衆」の寄せ集めです。
普通に考えたら、あんな素人の集団が、歴戦のプロフェッショナルであるジオン軍に勝てるわけがありません。
でも、彼らは数々のピンチを乗り越え、最終的には連邦軍最強の部隊へと成長していきました。
それは一体なぜか。 それぞれが自分の得意なことを活かし、足りない部分を補い合う「フラットなチームビルディング」ができていたからです。

機械いじりが得意なアムロはモビルスーツに乗り、皮肉屋だけど機転が利くカイ・シデンもガンキャノンで援護する。
面倒見の良いフラウ・ボウは通信や子供たちの世話をし、士官候補生だった19歳のブライト・ノアは、悩みながらも必死にみんなをまとめる。
上官と部下というガチガチの縦社会ではなく、生き残るためにそれぞれの個性を活かす多様性のあるチームだったからこそ、限られたリソースで最大の成果を上げることができたのです。
■あなたも「異業種のホワイトベース隊」を作ろう
これは、個人事業主のホームページ制作にも全く同じことが言えます。
あなたがデザインが得意なら、デザインに集中する。
そして、コーディングが得意なフリーランスのエンジニアさん、文章を書くのが得意なライターさん、写真撮影が得意なカメラマンさんと、外部パートナーとして協業するのです。
大企業のように、正社員を何人も雇う必要はありません。
案件ごとに協力し合える、フリーランス同士の「フラットなチーム」を作ればいいのです。
わかりやすい一例を出しましょう。
小学校の時の、文化祭や学園祭を思い出してください。
クラスでお化け屋敷を作ることになりました。 その時、あなた一人で、教室の飾り付けをして、お化けの衣装を作って、入り口で呼び込みをして、お客さんを驚かす係まで、全部やりますか?
絶対にやりませんよね。
絵が上手い子が看板の絵を描き、声が大きい子が入り口で呼び込みをし、計算が得意な子がお金の計算をする。 そうやって役割分担するからこそ、すごいお化け屋敷が完成するわけです。
ビジネスも全く同じです。 全部一人でやろうとするのは、文化祭のお化け屋敷を一人で作ろうとしているのと同じくらい、無茶な話なのです。

■パートナー関係で「商品を売り込むよりも大事な事」
さて、いざ外部のライターさんやエンジニアさんとチームを組む時、絶対に忘れてはいけないことがあります。
重要なポイントは3つあります。
1つ目は、パートナーに好感を持たれること。
2つ目は、自分の都合ではなく、相手への役立ちやリスペクトを重視すること。
3つ目は、相手優先で「好かれる話」をすることです。

あなたがお客様に対して営業する時、お客様に好感を持たれなければ仕事がもらえないのと同じです。
パートナーに対しても、「この人と一緒に仕事がしたいな」と好感を持たれなければ、良い仕事はできません。
お金を払って外注するんだから、こっちが偉いんだ。
そんな態度は絶対に見透かされます。 即座に成果や自分の利益ばかりを優先せず、パートナーの興味やニーズに焦点を当て、一緒に良いものを作ろうという姿勢が重要です。
このアプローチは、パートナーとの深い関係を築く基盤となり、長期的なビジネスの成功に不可欠です。
■ZOOM打ち合わせでやってはいけない「いらっとする行為」
チームで仕事をするようになると、お客様と、あなたと、外部パートナーの3人でZOOMの打ち合わせをする機会もあるでしょう。
そんな席で、もしかしたら見かけたことあるかもしれないですね。
いらっとする行為を見かけたら、それは反面教師になりますから、人のふり見て我がふり直せと言うことで、自分の行動再確認ですね。
どんな態度や行動なのかといいますと。
打ち合わせの中で、あなたと外部のエンジニアさんの2人でしかわからない、専門用語を使った内輪の会話を延々としてしまうことです。

例えば、
お客様が「ここのお問い合わせフォーム、もう少し使いやすくならないかな?」と要望を出してくれたとします。
それに対して、あなたがエンジニアさんと「あー、それならPHPのバージョンを上げて、APIのフックを書き換えないとバリデーションエラーが〜」なんて、関係ない専門的な話をガンガンし始める。
これ、お客様からしたら、どうでしょうか。 参加者を置き去りにして、違う話が展開するのは変な話ですよね。
その打ち合わせの趣旨は、お客様の悩みを解決することです。 内輪の技術ネタを話すだけの場所ではありません。
参加者全員がわかる話、参加者全員が聞いて得する話がいいですね。
内輪ネタをちょろっと話したくなる気持ちもわかりますが、それは、お客様に「専門的な話になって申し訳ないんですが」と一言添えつつ、簡潔に話を終わらせるのが良いかと思います。
本人は気づかずやってるかと思いますが、知らないうちに嫌われ者になっていく可能性ありますから、皆さんも気をつけていきましょうね。
■廃業しないために、外注費という投資を恐れない
でも、ここであなたはこう思うかもしれません。
そのお気持ち、痛いほどよくわかります。
経済産業省のHPに掲載されている中小企業白書を確認すると、1年後には約30%、5年後には約60%、10年後にはなんと約80%が廃業してしまうというデータがあります。
10年後には、たったの2割しか残らないのです。

どんな会社であっても、廃業してしまう最大の理由は、資金不足によるものです。
売り上げが予定通りに作れなかったり、経費が増えてしまったりして、お金がなくなってしまうのですね。 毎月預貯金が減っていくのは恐ろしいほどのプレッシャーですよ。
だからこそ、固定費を下げることはとても重要です。 家賃や通信費、サブスク代など、毎月必ずかかる固定費は徹底的に見直すべきです。
しかし、「外注費」は固定費ではありません。
売り上げを作るための「変動費」であり、あなたの「時間」を買うための投資です。

自分が1週間かけてコーディングする作業を、プロのエンジニアさんに数万円でお願いする。
利益率は少し下がるかもしれません。
でも、空いたその1週間で、あなたは新しいお客様のところへ営業に行くことができます。
ブログを書いて発信し、次の案件を獲得することができます。
時間を決めて営業活動をルーチン化するためには、どうしても自分で出来ない業務を外部に委託するなど、予算を組んででも日々の活動を大切にしましょう。
忙しいから出来なかった、だから新規客が取れない。 この事態は避けた方が良いですよ。
■最強のチームを作るためのまとめ
会社の運営資金を潤沢に用意するために、まずは、しっかりお客様を得るための営業活動を止めないこと。
そのために、一人で全てを抱え込まず、外部パートナーと強力なチームを作ること。
製品やサービスの質はもちろん大切ですが、それを上回る価値が人間関係の構築にあります。
お客様との信頼関係を築くのはもちろん、共に戦う仲間との信頼関係を築くことで、長期にわたるビジネスチャンスが生まれます。
ホワイトベース隊のように、個性豊かな仲間と協力しながら、あなただけの最強の部隊を作り上げてください。
この考え方をビジネスライフに取り入れることで、より大きな成功と顧客満足を実現できるでしょう。
どうして良いかわからない場合や、パートナーの探し方に悩んだ場合は、ぜひ販促工房にご相談ください。
あなたのビジネスが加速するチーム作りを、全力で応援させていただきます。


























こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。