皆さんのNPOでは、SNSをどのように活用していますか?
「とりあえずアカウントはあるけれど、何を投稿すればいいかわからない」 「一生懸命投稿しているのに、いいねやシェアが増えない」
そんな悩みを抱えているNPOの担当者の方は少なくありません。
NPOにとって、SNSは単なる情報発信のツールではありません。
私たちの活動に賛同し、支援してくれる「ファン」を増やし、そのファンがさらに「共感」をシェアすることで活動の輪を広げていくための、強力な武器になります。
今回は、主要なSNSの特徴と使い分け、そしてファンを獲得するための「共感」発信のコツをご紹介します。
1. SNSごとの特徴と使い分けをマスターしよう
まずは、それぞれのSNSがどのような特徴を持ち、どんなユーザー層に届きやすいのかを理解することが重要です。
NPOにおすすめの「使い分け」の例
- イベント実施時:
- X: 実況中継や急な変更連絡、ハッシュタグを使った参加者との交流。
- Instagram: イベントの様子を美しい写真や動画でリアルタイムにストーリーズへ投稿。
- Facebook: イベントページを作成し、詳細情報や参加申し込みフォームへの誘導。
- 新しいプロジェクト開始時:
- Facebook: プロジェクトの背景、目的、詳細な計画を長文でしっかり伝える。
- Instagram: プロジェクトに関連する魅力的な画像や動画を投稿し、視覚的にアピール。
- X: プロジェクト開始の告知、クラウドファンディングへの誘導、拡散のお願い。
それぞれのSNSの特徴を活かし、同じ内容でも投稿方法を変えることで、より多くの人に効果的に情報を届けることができます。
2. ファンを獲得する「共感」発信のコツ:活動の裏側とスタッフの想い
SNSでフォロワーを増やし、ファンになってもらうためには、単なる「活動報告」ではなく、読者の心を動かす「共感」を呼ぶ投稿が必要です。
そのための鍵となるのが、「活動の裏側」と「スタッフの想い」です。
① きれいな部分だけでなく「活動の裏側」を見せる
「NPOの活動」というと、受益者の笑顔やイベントの成功など、きれいな部分ばかりを想像しがちです。
もちろんそれも大切ですが、SNSではあえて「活動の裏側」を見せることで、より親近感や信頼感を持ってもらうことができます。
- イベントの準備風景(散らかった部屋、真剣な打ち合わせ、夜遅くまでの作業)
- スタッフのオフショットや日常
- 活動中に起きた失敗や試行錯誤の様子
こうした人間味を感じられる投稿は、完璧な報告よりも共感を呼びやすく、「この人たちを応援したい」という気持ちにつながります。
② 「スタッフの想い」を言葉にする
活動の内容(WHAT)だけでなく、なぜその活動をしているのか(WHY)、スタッフがどんな想いで活動に取り組んでいるのかを、自分たちの言葉で伝えましょう。
- 「なぜこの課題を解決したいと思ったのか」という個人的なストーリー
- 活動中に感じた喜び、葛藤、感謝の気持ち
- 将来のビジョンや夢
スタッフの想いや人間性が伝わる投稿は、読者の心に深く刺さり、強いファンを生み出します。
③ 「ストーリー」仕立てで伝える
「ストーリー」は、事実をただ並べるよりも、感情に訴えかけ、記憶に残りやすいという特徴があります。
活動報告も、ストーリー仕立てにすることを意識してみましょう。
- 課題: どんな社会課題があるのか、誰が困っているのか。
- アクション: その課題に対し、NPOがどのような行動を起こしたのか。
- 変化: アクションによって、どのような変化(受益者の笑顔、課題の解決への一歩)が生まれたのか。
- 未来: これからどのような未来を目指すのか。
このように、起承転結のあるストーリーとして伝えることで、読者は活動の意義をより深く理解し、共感しやすくなります。
まとめ
SNSはツールに過ぎません。しかし、NPOの「社会を良くしたい」という強い想いと活動を、必要としている人や支援したい人に届けるための、かけがえのない架け橋になります。
まずは、皆さんの団体の想いや活動の裏側を、素直な言葉で発信することから始めてみませんか?
きっと、新しい共感の輪が広がり、皆さんの活動を支える強力なファンが増えていくはずです。



















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。