名護市では、地域の商店街と経済の活性化を目的として「名護市店舗等改装支援事業」を実施しています。この制度は、市内で小売業・飲食業・サービス業などを営む中小企業者や小規模企業者、新たに創業を予定している方を対象に、店舗の改装費用の一部を補助するものです。
募集期間
後期の募集期間は令和7年9月10日（水）から12月12日（金）まで。前期分は終了しているため、申請を検討している方は早めの準備が重要です。
対象
対象となるのは、内装や外装などの店舗改装工事です。具体的には、屋根の修復や床・壁・天井の張り替え、外壁の塗り直し、扉や窓ガラスの交換、看板の設置や修復、厨房・空調・給排水・照明などの設備工事が含まれます。これらの工事はすべて、店舗部分に限られます。
補助額
補助金の上限額は、中小企業・小規模企業者で最大50万円、新規創業者で最大75万円です。補助率は改装費の50％で、予算の範囲内で交付されます。また、1事業者につき1回限りの利用となり、過去に同制度を活用したことがある場合は対象外です。
対象となる店舗
対象となる店舗は、市内に所在する賃貸店舗や空き店舗、空き家を店舗として活用する場合も含まれます。ただし、建築基準法や食品衛生法などの法令に違反している店舗、フランチャイズ店や大型商業施設内の店舗、公的施設内の店舗、親族との賃貸契約による店舗などは対象外です。
申請要件として、店舗改装費の合計が50万円以上であることが求められます。施工期間は補助金交付決定日からその年度の3月15日までに完了する必要があります。さらに、市税の滞納がないこと、暴力団関係者でないこと、風営法の対象となる営業を行っていないことなども条件に含まれます。
新規創業者の場合は、市内で新たに事業を始める予定であり、年度内に法人届出書または開業届を提出できることが必要です。また、代表者が市内に住民登録をしていることも条件となります。
まとめ
この補助金は、店舗をリニューアルして集客を増やしたい方、新たに開業して地域に根ざしたお店を作りたい方にとって大きな支援となる制度です。お客様が安心して訪れる店舗づくりを進めることで、地域全体の魅力向上にもつながります。
申請や詳細は、名護市の公式サイトで確認できます。
→ https://www.city.nago.okinawa.jp/kurashi/2024041800014/
店舗の魅力を高め、地域を盛り上げる一歩として、この制度をぜひ活用してみてください。
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。