経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金(第六次公募)」とは?
2025年8月4日、経済産業省は在職者向けの転職前提リスキリング支援補助金を開始しました。この制度はキャリア相談、専門講座提供、転職支援、フォローアップを一体化で提供できる民間事業者を対象に、経費の一部を補助するものです。特に「産業間の人材移動」や「リスキリングによる賃金上昇」の成果が重視されています。
募集期間と申請方法
- 公募開始:2025年8月4日(月)
- 応募締切:2025年9月16日(火)正午
- 事前意志表示期限:2025年9月4日(水)正午
- 申請方法:電子申請(jGrants)、gBizIDプライム取得が必要
対象事業者の条件
補助対象となる事業者は、国内に事業実施拠点を持つ法人、個人、教育機関(地方公共団体を除く)で、組織・資金管理・法令順守の体制が整っていることが必要です。リスキリングやキャリア支援の実績や体制を有していることが望まれます。
支援対象となる在職者
支援対象は、転職を目的にリスキリングを希望する在職中の労働者(正社員、契約社員、パート、派遣社員等)に限定されます。自営業者、フリーランス、経営者等は対象外となります。
補助対象経費と補助率・上限額
| 経費項目 | 補助率 | 上限(1人あたり) |
|---|---|---|
| 人件費(相談・支援) | 1/3 | 10万円 |
| 外部コンサル謝金 | 1/3 | 最大8時間×5,000円 |
| 補助員人件費(バックオフィス) | 1/2 | 全体で合計10万円以内 |
| 広告費 | 1/2 | 1万8,000円以内 |
| システム費(Web等) | 1/2 | 最大5,000万円(支援人数により変動) |
| その他経費(通信・備品) | 1/2 | 7,200円以内 |
| リスキリング講座費 | 定額支援 | 1人あたり40万円+条件付き追加支援16万円 |
追加支援16万円は、転職後1年間の継続就業と給与上昇が確認された場合に支給されます。
支援モデルの2タイプ
コンソーシアム型モデル:複数組織(中小企業、教育機関、人材紹介など)が連携し、
- キャリア相談(キャリアコンサルタント)
- リスキリング講座(eラーニング・大学等)
- 転職支援(求人紹介、面接対策)
- フォローアップ(定着確認・調査)
を分担して提供します。
単独型モデル:リスキング事業者が全ての機能(相談、講座、転職支援)を自社内で提供し、ワンストップ支援を行います。実績や体制、専門人材の確保が採択の条件です。
なぜ注目されるのか?
近年、労働市場はIT化やグローバル化などにより急速に変化しています。従来の職種でもスキルの見直しが必要となる中、国が支援するリスキリング制度は、働く人のキャリア再構築にとって大きな武器となります。特に今後は「働き方改革」や「DX推進」が進む中で、リスキリングによる転職支援と賃金アップをセットにした制度は、個人の選択肢を広げる重要な手段です。
まとめと申請のポイント
- 募集期間中(8/4〜9/16)に電子申請を完了すること
- gBizIDプライムを早めに取得し準備を万全に
- リスキリング・キャリア支援の実績や体制を明確に書類化すること
- コンソーシアム型/単独型のどちらにするか戦略を検討
この制度をうまく活用すれば、在職中の方のキャリアアップ、そして社会全体のスキル底上げにもつながります。興味のある事業者の方は、ぜひチャレンジしてみてください。未来の働き方を支える新しい第一歩となるかもしれません。


こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。