2025年度、環境優良車普及機構(LEVO)による補助制度「LEVOリース事業」が新たにスタートしました。
この事業では、燃費性能の高いディーゼルトラックや、安全・環境関連機器を導入する中小の貨物運送事業者に対し、リース料などの一部が補助されます。
対象となる事業者とは?
補助対象となるのは、以下の条件を満たす中小の貨物運送事業者です。
- 中小企業基本法に基づく中小企業であること
- 車両総重量3.5t超の事業用ディーゼルトラックを導入予定であること
- 2025年度燃費基準を達成した新車であること
- 新車登録期間が2025年4月1日~2026年1月30日であること
この条件を満たす企業が、新たにトラックや安全機器を導入する際、申請により補助を受けることができます。
補助の対象となる経費
本制度で補助されるのは、次のような経費です。
- 燃費基準を満たしたトラックのリース料の一部
- デジタル式運行記録計(通称:デジタコ)など、環境や安全性を高める関連機器の導入費用
これにより、トラックの導入コストを大きく削減することができます。
補助額の詳細(廃車ありの場合)
補助額は車両のサイズによって異なります。また、燃費基準を105%以上達成した車両には、追加で補助金が加算されます。
- 大型トラック(12t超):基本額75万円/105%達成で+5万円
- 中型トラック(7.5〜12t):基本額42万円/105%達成で+5万円
- 小型トラック(3.5〜7.5t):基本額15万円/105%達成で+5万円
なお、廃車を伴わない場合は、それぞれの基本額から約25万円が減額されます。導入計画時にはこの点に注意が必要です。
申請のスケジュール
- 募集開始:2025年7月3日〜
- 対象となる新車登録期間:2025年4月1日〜2026年1月30日
申請の詳細な締切日や必要書類などについては、LEVOが公開する募集要領で必ずご確認ください。
補助制度を活用して、経費削減と環境貢献を同時に実現
近年、環境問題への意識が高まる中、企業にも持続可能な取り組みが求められています。
LEVOリース事業は、コストを抑えつつ環境性能の高い車両を導入できる非常に魅力的な制度です。
「そろそろトラックの入れ替えを考えている」
「安全性や燃費の高い車両を導入したい」
そんな中小運送事業者の方は、この補助制度をぜひ活用してみてください。





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。