2025年7月14日から、環境共創イニシアチブ(SII)が実施する「脱炭素ビルリノベ(先進モデル導入)」事業の第2次公募が始まりました。応募締切は2025年9月5日(金)23:59までです。
この事業は、既存の業務用建築物を対象に、先進的な脱炭素改修を促進し、建物のライフサイクル全体でのCO₂排出量を削減することを目的としています。今後の脱炭素社会を支える先進モデルとして、大変注目されています。
補助金の内容は以下のとおりです。
- 補助率:1/2、2/3、または1/3
- 補助上限額:1事業あたり最大3億円
- 補助下限額:1事業あたり200万円
- 予算総額:9億円
対象となる改修内容や設備は多岐にわたり、以下のようなものが含まれます。
- 高断熱窓や断熱材などの外皮性能向上設備
- 高効率空調設備
- 制御機能付きのLED照明器具
- トップランナー制度を上回る業務用給湯器
- エネルギー管理システム(BEMS)
- CO₂削減効果の高い先進技術・建材(WEB未評価技術など)
また、申請するにあたっては以下のような要件を満たす必要があります。
- 改修後の外皮性能(BPI)を1.0以下にする
- 改修後の一次エネルギー消費量を30〜40%削減(用途別)
- BEMS導入によるエネルギー管理と5年間のデータ保存・報告
- BELS(省エネ性能表示)の取得
対象となるのは、以下のような幅広い法人・団体・個人です。
- 民間企業、個人事業主(青色申告者)
- 学校法人、医療法人、社会福祉法人
- 一般社団法人・財団法人、地方公共団体、独立行政法人など
特に、既存のビル・施設で「省エネ・環境対応の改修を検討している方」にとっては、この補助金制度は非常に魅力的です。
改修コストの負担を軽減しながら、環境に配慮した建物へとアップグレードできるチャンス。エネルギーコストの削減や企業イメージの向上にもつながります。
補助対象の詳細や申請方法は、SIIの公式サイトをご確認ください。





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。