「もう7月なのに、チラシがまだできてない…間に合うのかな?」
そんなふうに不安になっている方、意外と多いんです。
夏のイベント、セール、集客キャンペーン。7月って、けっこう動きが多い時期ですよね。
でも、忙しさに追われてチラシ制作が後回しになっていた…という個人事業主さんから、
毎年この時期になると「今からでも間に合いますか?」と相談をいただきます。
大丈夫。まだ間に合います!
ただし、ポイントを押さえずに「とにかく作って!」と走り出してしまうと、
納期に間に合わなかったり、印刷がズレたり、反応ゼロ…なんてことにもなりかねません。
そこで今回は、販促のプロである私・笹野が、
7月の“かけこみチラシ制作”を成功させるための【3つのコツ】をわかりやすくご紹介します。
●コツ①:「目的は1つ」にしぼる

チラシにいろいろ詰め込みたくなる気持ち、わかります。
たとえば…
・夏のセールの告知
・新メニューの紹介
・SNSフォローのお願い
・LINE登録キャンペーン
・お客様の声紹介
全部言いたい!…でも、今はその時期じゃありません。
かけこみ制作で一番やってはいけないのは「情報詰め込みすぎ」。
時間が限られているからこそ、チラシの“目的”は1つに絞りましょう。
▶︎「イベント告知をして、○日までに予約をもらう」
▶︎「今月だけの特別価格を伝えて、問合せを増やす」
▶︎「来店率アップのためにクーポンを配る」
この“1つの目的”を先に決めてから、それに必要な情報だけを載せればOK。
結果的に、見やすく伝わりやすいチラシになって、
お客様の反応もグッと上がりますよ。
●コツ②:「最短ルート」で制作する

通常なら、打ち合わせをして、デザイン構成を考えて、写真撮影して、原稿作って…
という段取りを踏んでチラシを作ります。
でも、かけこみ制作ではそんな余裕はありません。
ですから、「今ある素材を使って、最短で作る」が鉄則。
たとえば…
▶︎スマホで撮った商品写真
▶︎ホームページやInstagramに載せてる説明文
▶︎以前使ったチラシのテンプレート
こうした“今すぐ使える素材”を集めて、すぐデザインに入れるようにしましょう。
ここで大事なのは、「完璧よりもスピード優先」です。
もちろんクオリティも大切ですが、
お客様が見たときに伝わる内容であれば、
見た目の美しさにこだわりすぎる必要はありません。
「これ、ちょっと不安なんだけど…」と思う場合は、
デザインのプロや販促の専門家にチェックしてもらえばOK。
限られた時間の中では、自分であれこれ悩むより、
“相談して決める”ほうが、何倍も早く進みますよ。
●コツ③:「配り方」まで考えておく

せっかく作ったチラシ、ただ置くだけでは効果は半減です。
「誰に・どうやって届けるか?」
これを考えることで、反応率が大きく変わります。
例えば…
▶︎お店に来たお客様に手渡しする
▶︎レジ袋に同封してお渡しする
▶︎SNSの投稿に「このチラシ見せた方限定特典」などの導線をつくる
▶︎知り合いの店舗に置いてもらう
▶︎LINEの一斉送信でチラシ画像を送る
このように、チラシは「配り方」や「見せ方」をセットで考えると強いんです。
しかも、配布方法が決まっていれば、
チラシに「●月●日まで」「この画面を見せたら●●円オフ」といった
具体的なアクションを促す内容も入れやすくなります。
この“行動を促す工夫”があるかどうかで、
問い合わせ数や来店率が大きく変わるんです。
【まとめ】チラシは「急ぎこそ戦略的に」

「間に合わないかも」と焦ると、どうしても感情が先走ってしまいますが、
7月のかけこみ制作こそ、冷静に“ポイントを押さえたチラシ”が差をつけます。
✅ 目的を1つに絞る
✅ 手持ちの素材で最短制作
✅ 配布方法までセットで考える
この3つを意識するだけで、時間がない中でも
お客様に伝わる、反応の取れるチラシが作れます。
もし「何を絞ればいいかわからない」
「どの素材を使えば効果的か迷う」
「配布の工夫が思いつかない」
そんなときは、遠慮なくご相談ください。
販促工房では、急ぎ対応も可能な“かけこみ制作プラン”をご用意しています。
急な制作でも、ただ作るだけではなく「反応が取れる設計」をしっかりご提案します。
あなたのビジネスにとって、大事な一枚を一緒に作りましょう。





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。