パレット導入で物流改革!令和7年度「物流標準化促進事業補助金」追加公募が開始
物流業界において、作業のムダや人手不足は長年の課題です。
そんな中、2025年6月からスタートした「令和7年度 物流標準化促進事業費補助金(追加公募)」は、標準仕様のレンタルパレットを導入・活用する企業を支援する補助制度として注目されています。
この補助金の目的は?
この事業は、荷主や物流事業者が標準仕様のレンタルパレットを導入・活用することで、荷役作業やパレット管理の効率化を目指す取り組みに対して、費用の一部を補助するというものです。
物流の効率化による作業時間の短縮、生産性向上を目指す方にとって、大きな助けとなる内容です。
対象となる事業は2つ
本補助金は、以下2つの事業に分かれています。
【A】荷役作業の効率化に取り組む事業
新たにレンタルパレットを導入することで、作業の無駄を減らし、人手不足の対策や作業の標準化を図る内容です。
上限金額は500万円、補助率は1/2となっています。
【B】パレットを効果的に活用し物流の効率化に取り組む事業
すでに使用しているパレットをさらに活用し、管理の自動化や最適化に取り組む内容です。
RFIDタグ、クラウド管理、GPSなどの導入にかかる費用も対象で、上限は1,000万円です。
補助の対象となる設備・機器
・RFIDタグ、GPSトラッカー
・ハンドスキャナー、入出庫ゲート
・クラウド型パレット管理システム
・既存パレットの処分費用 など
現場で実際に使われる設備やシステムの導入費用も支援されるため、実務的なメリットは非常に大きいです。
補助対象者
以下のような事業者が対象です。
・民間企業
・地方公共団体
・一般社団法人・財団法人など
・個人事業主
・その他、国交省の承認を受けた事業者
物流業者や倉庫業、小売業など、幅広い業種での活用が期待されています。
募集期間と申請方法
募集期間は【2025年6月13日〜7月15日】まで。
事業期間は、交付決定日〜2026年1月23日までです。
補助金の詳細や申請要領は、公式ページにてご確認ください。
▶ https://pacific-hojo.com/pallet/
まとめ
物流の現場で、「作業が非効率」「人手が足りない」「在庫管理が大変」といった課題を感じている方は、ぜひこの補助金を活用してみてください。
標準仕様パレットを軸にした効率化は、業務の未来を変える第一歩になるかもしれません。





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。