「こんなに頑張ってるのに…なんで売れないんだろう？」
「技術には自信あるのに、誰にも頼まれない…」
そんなモヤモヤ、抱えてませんか？
たとえばあなたが、デザインが得意でも、文章が書けても、写真がうまくても…。
それを“伝えられていない”と、お客様には届きません。
実は、「技術があること」と「技術を売ること」って、まったく別のスキルなんです。
ギリシャ神話に登場する「鍛冶と火の神・ヘパイストス」も、もともとは誰にも評価されなかった神様です。
でも、彼は自分のスキル（鍛冶技術）を見せ方ひとつで価値に変え、最終的には神々に必要とされる存在にまでのぼりつめました。
今回は、そんなヘパイストスの物語をヒントに、
「あなたのスキルを売れる技術に変える3つの視点」をお伝えします！
■ポイントの導入
スキルを“伝わる形”に変えるために、大事なのはこの3つ！
▶︎【1】“何ができるか”ではなく“誰にどう役立つか”
▶︎【2】技術よりも“エピソード”が刺さる
▶︎【3】お願いされる人は“伝え方”がうまい
【1】“何ができるか”ではなく“誰にどう役立つか”
たとえば、あなたが「動画編集が得意です」と言ったとしましょう。
でも、それだけじゃ伝わらないんです。
それよりも、
「インスタのリールが面倒な人の代わりに、スマホ素材だけで3本作れます」
「料理教室の先生が、講座告知に使える動画を1日で納品できます」
こんなふうに、“誰に”“どんなシーンで”“どう役立つか”までセットで伝えることが大切です。
ヘパイストスも、ただ「鍛冶が得意です」じゃありませんでした。
「神々の戦いに勝つための武器を作れる」
「女神の美しさを引き立てる装飾品を作れる」
だからこそ、彼のスキルは価値として認められたんです。
👉 自分のスキルを、誰かの“困っている場面”とつなげて伝える。
それだけで、売れやすさが一気に変わります。
【2】技術よりも“エピソード”が刺さる
「技術に自信はあるんです！」
そう言う人ほど、専門用語やスキルの深さばかりをアピールしがち。
でも、お客様にとって大事なのは「スゴさ」より「使えるかどうか」。
だからこそ伝えるべきは、スキルそのものより、
▶︎そのスキルで、どんな人が喜んだか
▶︎そのスキルを使った結果、どんな変化があったか
たとえば、
「Zoomの背景がうまく作れないと言っていた先生に、オリジナル背景を作ったら、“もうこれなしでは無理！”って感謝されました」
「ブログを代筆したら、“売上が3倍になった！”と報告をもらえました」
こういう“エピソード”が、信頼を生み、共感を呼びます。
ヘパイストスだって、ただの鉄を打っていただけじゃなく、
▶︎戦いの神アレスに武器を、
▶︎海の神ポセイドンに槍を、
▶︎ゼウスに雷を提供した。
…その“使われ方”が、神々に認められた理由です。
【3】お願いされる人は“伝え方”がうまい
スキルがあっても、黙ってるだけじゃ気づいてもらえません。
「この人に頼んだらよさそう！」って思われるには、ちゃんと発信することが大切。
たとえばSNSでも、
×「新しく作品を作りました」より
◯「忙しい個人事業主さんが、“時間が浮いた！”と喜んでくれた○○のデザインをご紹介」
こう伝えるだけで、読んでる人が「自分のことかも」と感じてくれます。
ヘパイストスは、自分の手で作品を作っただけでなく、
その作品を“どう使うとすごいか”まで見せていたからこそ、神々に求められました。
👉 伝えなきゃ、伝わらない。
👉 伝わらなきゃ、売れない。
スキルのある人ほど、「ちゃんと伝える」が苦手だったりします。
でも今こそ、それをひと工夫してみませんか？
■まとめ：スキルは“磨く”だけじゃ足りない
技術やスキルは、たしかにビジネスの武器です。
でもその武器、使い方を知らないと宝の持ち腐れ。
だからこそ、今日お伝えした3つの視点を意識してみてください。
✅【1】誰に・どう役立つかを伝える
✅【2】スキルではなくエピソードを語る
✅【3】「お願いしたくなる」発信をする
これだけで、あなたの技術は「伝わる技術」になります。
そして、“お願いされる人”になれます。
ヘパイストスのように、誰にも理解されなかった技術も、
“伝え方”ひとつで価値に変わる。
あなたのスキル、そろそろ“売れる形”に変えてみませんか？
販促工房では、そんな「伝えるが苦手な人」のためのサポートも得意です。
困った時は、いつでも頼ってくださいね。
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。