今日はちょっと不思議なお話をします。
テーマは「ギリシャ神話の女神ヘラとビジネスの共通点」。
「神話の話がビジネスに関係あるの?」
そう思った方も多いと思います。
でも、このヘラという女神、行動をよく見ると…
びっくりするくらい**“現代の働く人”と似ている部分がある**んです。
今回は、そんなヘラの言動をもとに、
「あぁ、あるある…」とつい頷いてしまう【現代ビジネスのリアル】を、3つの共通点から読み解いていきます。
▶︎共通点①:地位を守りたい気持ちが、逆に人を遠ざける

ヘラは、ギリシャ神話で“結婚と家庭”の女神として知られています。
そして最高神ゼウスの「正妻」という立場に、とても強いこだわりを持っています。
つまり、自分の“ポジション”を守ることにとても敏感なんですね。
だからこそ、ゼウスが他の女性と関係を持つと、怒り狂って復讐するほど嫉妬するのです。
これって…職場にもいませんか?
●自分の仕事を他の人に取られたくない人
●後輩の活躍を快く思えない上司
●自分の意見を通すためにムキになる同僚
こういう人たちって、「信頼されてないな…」と感じさせる行動をとってしまうことが多いんです。
本当は仕事ができるのに、
「なんか話しづらい人」「感じ悪い人」になってしまう。
▶︎大切なのは、“守ること”じゃなくて“育てること”
自分の立場を気にするよりも、周りと協力しながら育て合う姿勢が、
結果的に自分の信頼や評価を高めてくれるのです。
▶︎共通点②:感情に振り回されると、周りが疲れる

ヘラは、ゼウスの浮気に腹を立てて、浮気相手やその子どもに強烈な復讐をします。
なんと、無実の赤ん坊にまで怒りをぶつけるのです。
……怖いですね(笑)
でもこれ、ビジネスでもよくある話です。
●上司が機嫌で態度を変える
●同僚が怒ってる理由を誰もわからない
●会議で「え、なんでそこでキレる?」みたいな空気になる
つまり、感情のまま動く人って、周りの人にとって“地雷”なんですよね。
▶︎「今日は何に怒ってるのか」がわからない人
▶︎「ちょっと注意しただけで黙り込む」人
▶︎「思い通りにいかないと拗ねる」人
こういった行動は、その人自身の印象を悪くするだけでなく、チーム全体の雰囲気も悪くします。
感情があるのは人間らしさです。
でも、**仕事で必要なのは「感情を整理して伝える力」**なんです。
▶︎共通点③:私情を優先すると、判断を誤る

ヘラは、ゼウスの正妻という立場を使って、神々の会議に口を出したり、自分の好き嫌いで物事を動かそうとします。
たとえば、「私が気に入らない神様は左遷!」みたいな感じですね(笑)
でもこれって、会社でもありませんか?
●好きな部下には甘くする上司
●気に入らない人の意見は聞かない社長
●評価や判断が感情でコロコロ変わる組織
これらはすべて、「私情が業務に入りすぎている状態」。
一時的には自分の気分が良くなっても、
最終的に損するのは、その人の「信用」と「周りのやる気」です。
▶︎ビジネスで重要なのは「フェアさ」
「誰に対しても同じ基準で接する」ことが、信頼される人の条件なんですね。
▶︎じゃあ、ヘラ的な自分をどう変える?
ここまで読んで、「あ…ちょっと心当たりあるかも…」と思った方。
安心してください、気づいた時点で改善のスタートです。
ちょっとした意識で、ヘラ的な行動から抜け出すことができます。
●「地位を守る」より「信頼を育てる」
●「感情で動く」より「冷静に伝える」
●「私情を優先する」より「平等に見る」
この3つを心がけるだけで、周りの反応が変わってきますよ。
▶︎まとめ:神話は昔話じゃない、ビジネスの教科書かも

ギリシャ神話って、学校の授業や漫画で名前を聞いたことがあるかもしれません。
でも、よく読んでみると……**「めちゃくちゃリアルな人間ドラマ」**なんですよね。
ヘラの行動を知ることで、
「自分も気をつけよう」
「こういう人、いるよね」
「自分はこうなりたくないな」
そんな気づきが生まれたら、それがもう“成長”です。
販促工房では、商品を売る技術だけじゃなく、
こうした**「人と関わる力」や「信頼の築き方」**まで含めたサポートをしています。
「もっとお客様に信頼されたい」
「売り込まずに、選ばれる人になりたい」
そんな気持ちをお持ちの方、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。