突然ですが、ビジネスの現場でこんな風に感じたことはありませんか？
「頑張っているのに、なぜか成果が出ない…」
「他の人と同じことをやってるのに、なぜか差がつく…」
それ、もしかすると「戦略の立て方」が原因かもしれません。
がむしゃらに行動するのは大事。でも、方向を間違えていれば遠回りになりますよね。
今回はちょっと変わった切り口でお届けします。
なんと「ギリシャ神話」に登場する知恵と戦略の女神・アテナから、ビジネスに役立つ戦略思考を学びます！
歴史や神話に興味がない人でも大丈夫。
小学生でもわかるように、やさしく・わかりやすく書いていきますので、気軽に読んでみてくださいね。
◆アテナってどんな女神？
アテナはギリシャ神話に登場する知恵・戦略・技術・戦いの女神です。
いきなり戦うのではなく、まずは戦略を立て、知恵を使って勝ちに導くタイプ。
例えば、有名な「トロイア戦争」。
武力だけでは決着がつかなかったこの戦いに、アテナが「トロイの木馬」という奇策を授けたことで、戦局は一変します。
「力任せではなく、知恵で勝つ」
これこそ、個人事業主にも大切な考え方です。
では、そんなアテナから学べる“戦略的思考”のポイントを3つ、ご紹介していきます！
▶︎ポイント①：まず「誰のための戦いか」を明確にする
アテナは戦う前に、必ず「この戦いは誰のためのものか？」をはっきりさせていました。
英雄たちを支える時も、「目的」と「相手」が明確だからこそ、的確な助言ができたんです。
これはビジネスでも同じ。
●「誰に届けたいサービスなのか？」
●「誰の悩みを解決する商品なのか？」
ここがぼやけていると、どれだけ頑張っても「誰にも響かない発信」になってしまいます。
たとえば、「ヘアケア商品」を売っている人がいたとしましょう。
ただ「髪に良いですよ！」と広くアピールするだけでは弱いんです。
ではどうするか？
「出産後に髪が細くなって悩んでいる30代女性」など、届けたい相手をグッと絞って考える。
そうすると、「こんな人に向けてつくった商品です」と言えるようになり、発信力がぐっと強まります。
▶︎ポイント②：「正面突破」より「別の切り口」を探せ
アテナは戦争の神でもありましたが、剣を振り回すのではなく、“作戦”で勝つのが得意でした。
トロイア戦争での「木馬作戦」はまさにその代表例。
目の前からぶつかっても勝てないとわかったとき、彼女はまったく別の方向から切り込みました。
これもビジネスに応用できます。
たとえば、SNSで「商品が売れない…」と悩んでいる人。
「もっと投稿を増やす」「動画を頑張る」…これも大事ですが、正面突破だけが正解とは限りません。
実は、
●LINE登録の導線が悪い
●プロフィール文がピンとこない
●「そもそも誰に売ってるのか」が曖昧
…こういう“別の場所”に原因があることも多いんです。
「とにかく頑張る」ではなく、一歩引いて「どこを変えたら効果が出るか？」を見極める。
これが、アテナ式・戦略的アプローチです。
▶︎ポイント③：「物語」で人の心を動かす
アテナのもう一つの特徴は「象徴性」。
神話に登場する神々は、それぞれが“物語の力”を持っています。
アテナは、知恵と戦略の象徴。
その名前を聞いただけで、「理性的で勇敢な存在」と連想されます。
これ、ビジネスにもものすごく大事な考え方なんです。
たとえばあなたの商品やサービス。
ただの「モノ」ではなく、「物語」になっていますか？
●なぜこの商品を作ろうと思ったのか
●どんな想いでこのサービスを届けているのか
●お客様のどんな未来をつくりたいのか
こういう“背景”や“ストーリー”があると、お客様の心に届きやすくなります。
SNSやチラシ、ホームページでも、ただ「安いですよ」「効果ありますよ」だけでは響きません。
「なぜあなたがそれをやっているのか」を伝えることで、共感と信頼が生まれます。
◆まとめ：アテナのように“戦略的に動く”ことが、結果を変える
いかがでしたか？
今回ご紹介したアテナ式・戦略的思考は以下の3つでした。
● 誰のためのビジネスか？ターゲットを明確にする
● 正面突破にこだわらず、別の切り口を探す
● 商品に“物語”を乗せて、共感で選ばれるようにする
ビジネスって、がむしゃらに頑張れば結果が出るとは限りません。
アテナのように、知恵と戦略で動くことで、無理なく成果が出る道が見えてくるんです。
販促工房では、あなたのビジネスが“伝わる”ようにサポートしています。
戦略設計やSNSの導線設計、LINE構築、チラシ制作まで、お気軽にご相談くださいね。
「神話なんて関係ある？」と思っていた方も、
ちょっと視点を変えるだけで、仕事のヒントが見えてくるかもしれませんよ！
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。