突然ですが、占い師さんに質問です。
「プロフィールシート、ちゃんと作ってますか?」
「名前と占術だけで伝わるだろう」
「SNSで発信してるから大丈夫」
……そんなふうに思っていたとしたら、ちょっともったいないかもしれません。
実は、プロフィールシートって、
「この人に占ってもらいたい!」と選ばれるための、最強のツールなんです。
今回は、そんなプロフィールシートの役割と、作るときの3つのポイントをお話しします。
はじめに:占いは“人”で選ばれる時代
今や、占いのスタイルは多種多様。
タロット、手相、四柱推命、西洋占星術、数秘術、姓名判断…
では、お客様は何を基準に占い師を選ぶのでしょうか?
それは──
**「この人に話を聞いてもらいたい」と思える“人柄”や“想い”**です。
だからこそ、「どんな人が占ってくれるのか」が一目で伝わるプロフィールシートが、大きな武器になるんです。
▶︎プロフィールシートを作る3つの極意
では、どうすれば「この人に占ってもらいたい!」と思ってもらえるプロフィールシートになるのでしょうか?
押さえておきたいポイントは、次の3つです。
●①「想い」が伝わるキャッチコピーを入れる

まず最初に見てほしいのが、プロフィールの冒頭にある“ひとこと”。
ただ「タロット占い師 ○○です」ではなく、
「迷っているあなたに、心の灯をともす占いを」
「どんな悩みも、“あなたらしい答え”を一緒に探します」
といったように、あなたが占いにかける想いや姿勢を一言で表すと、それだけでグッと伝わる印象が変わります。
これは「あなたの軸」を表す部分。
たった一言で、お客様の心をつかむことができるんです。
●②信頼につながる“実績・経験”をしっかり記載

人柄と同じくらい大切なのが、安心感。
お客様は、こんな風に思っています。
「この人、本当にちゃんと見てくれるのかな…?」
だからこそ、
✅ 鑑定歴:5年/セッション数:延べ500人
✅ 占いイベント出店:○○マルシェ、癒しフェスなど10回以上
✅ 地元フリーペーパー掲載経験あり
といった形で、これまでの経験や活動実績を、わかりやすく書きましょう。
「有名じゃないから書けることがない…」と思う必要はありません。
「自分の言葉で、自分の経験を書くこと」が信頼につながるんです。
●③“人柄”が伝わるエピソードや写真を添える

プロフィールシートを「名刺の延長」だと思っていませんか?
確かに基本情報も大切ですが、それだけでは足りません。
占いは「心の中」を話すサービス。
だからこそ、お客様は「この人なら話しても大丈夫かも」と思いたいんです。
たとえば…
🔸「私自身も悩みが多く、占いに救われた経験があります」
🔸「悩みを“解決”するのではなく、“受け止めて前を向く”サポートを大切にしています」
そんな風に、等身大のエピソードや想いを添えると、グッと親しみがわきます。
さらに、セッション中の様子や、笑顔の写真などがあると安心感が増し、初めての人も声をかけやすくなりますよ。
▶︎どんな場面で使える?プロフィールシート活用法
プロフィールシートは、ただ印刷して配るだけのものではありません。
活躍の場は、実はこんなにあるんです。
✅ イベントやマルシェでの自己紹介資料として
✅ 紹介される時に「この人だよ」と一緒に渡してもらうツールに
✅ SNSやLINEのプロフィールリンクに設定
✅ チラシやWEBページに添付して「詳しくはこちら」で誘導
✅ セッション前に送って「事前にどんな人か知ってもらう」ために
つまり、「自分がいない場所でも、自分の代わりに想いを伝えてくれるツール」なんです。
▶︎プロフィールが“ない人”は、損してるかも!?
イベントに出ると、たまに見かけるのが
「プロフィールが一切ない人」。
セッションは素晴らしいのに、隣の占い師にばかり行列ができてる…なんてこと、ありませんか?
お客様は「誰に占ってもらうか」を知りたいんです。
だから、プロフィールがない=選ばれる理由がないということに。
せっかくの想いも、経験も、伝わらなければ“ない”のと同じ。
それって…すごくもったいないと思いませんか?
▶︎まとめ:「あなたを選ぶ理由」を作ろう

最後に、もう一度大事なことをお伝えします。
占いの世界では、「何を占うか」以上に
**「誰に占ってもらうか」**が選ばれる理由になります。
その「あなたを選ぶ理由」を伝えるのが、プロフィールシートなんです。
● 想いが伝わるキャッチコピー
● 信頼を生む実績・経験
● 親しみを持たれるエピソードや写真
この3つを揃えるだけで、反応がガラッと変わります。
「この人に相談してみたい」──
そう思ってもらえるプロフィール、今日からぜひ作ってみてくださいね!





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。