「交渉が苦手で、うまく話をまとめられない…」
「取引の場面で、つい相手に押し切られてしまう…」
そんな経験、ありませんか？
実は、そんなビジネスの悩みに役立つ“ヒント”が、なんと【ギリシャ神話】にあるんです。
今回は、伝令の神ヘルメスから学ぶ「交渉と取引に強くなるビジネス術」について、わかりやすくお話しします。
▶︎ヘルメスってどんな神様？
ヘルメスは、ギリシャ神話に登場する“神々の伝令役”。
ですが、ただのメッセンジャーではありません。
● 商業の神
● 旅行や移動の神
● コミュニケーションや交渉の達人
● さらには、盗賊や詐欺師の守護神でもある…！
ちょっと危ない感じもしますが、実はこの“狡猾さ”や“機転のよさ”が、ビジネスではとても大事な要素なんです。
▶︎ヘルメスに学ぶ、交渉・取引に強くなる3つのポイント
① 相手の“本音”を読む力
ヘルメスは、神々のメッセージを人間に伝える「翻訳者」のような存在。
つまり、ただ言葉を届けるだけでなく、相手の気持ちや状況も読み取る名人だったんです。
ビジネスでも、「相手が何に困っているか」「何を一番重視しているか」を先に察知できると、交渉はぐっと有利に進みます。
たとえば：
「値段を下げてほしい」という言葉の裏にあるのは、
実は“予算ではなく不安”かもしれません。
表面的な要求ではなく、本音のニーズに応える姿勢が信頼を生み、結果的に交渉がスムーズになります。
② 伝え方より“伝わり方”を意識する
ヘルメスは「雄弁の神」とも呼ばれていますが、実は“上手に話す”ことよりも、“相手に伝わる話し方”を大事にしていたと言われています。
✔︎ 難しい言葉を使わない
✔︎ 相手に合わせてテンポや表現を変える
✔︎ 一方的にならず、相手の反応を見ながら話す
たとえばプレゼンや営業トークでも、
「専門用語ばかりでチンプンカンプン」ではなく、
「小学生でもわかるように話す」くらいがちょうどいいんです。
伝えたつもりで終わらず、「ちゃんと伝わったか？」を意識するだけで、成果は大きく変わります。
③ ピンチをチャンスに変える“機転の力”
ヘルメスは、神話の中でよく“うまくごまかして切り抜ける”シーンがあります。
それは、ズル賢さではなく、“瞬時に判断して行動できる柔軟性”があるからこそ。
ビジネスでも、予期せぬトラブルや値引き交渉に直面することは日常茶飯事。
そのときに「あたふたして何も言えなかった…」とならないよう、普段から“引き出し”を用意しておくことが大切です。
たとえば：
「今すぐは無理ですが、●日までにこういう対応なら可能です」と即答できる
こういった“柔軟な着地点”を提案できる人は、交渉でも信頼され、リピートにつながることが多いんです。
▶︎まとめ：ヘルメス式・ビジネスで選ばれる人になるには？
ヘルメスのように、“言葉”と“行動”を駆使して交渉を進められる人は、ビジネスの世界でも選ばれる存在になります。
【交渉・取引に強くなるための3つの力】
● 相手の本音を読む力
● 伝え方より伝わり方を意識する力
● ピンチをチャンスに変える機転の力
この3つを意識するだけで、あなたのビジネスはもっとスムーズに、もっと成果が出るようになります。
ちなみに、販促工房ではこういった「伝わる言葉の作り方」「交渉をスムーズにする資料づくり」もサポートしています。
自分の強みを言語化したい、自分のビジネスをもっとわかりやすく伝えたい方は、気軽にご相談くださいね。
「話すのが苦手」でも、大丈夫。
“伝える力”は磨けますし、あなたの魅力はきっと伝わりますよ！
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。