2025年6月上旬から7月上旬にかけて公募予定の「省エネルギー投資促進支援事業費補助金(Ⅲ・Ⅳ型)」は、全国の法人・個人事業主を対象に、省エネ設備導入を支援する補助金です。
この補助金の目的は、2030年のエネルギーミックス達成と、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、省エネルギー性能の高い設備への更新を促すことにあります。
対象となるのは、SII(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)が指定する15種類の「高効率ユーティリティ設備」や「生産設備」、そしてエネルギーマネジメントシステム(EMS)など。具体的には、高効率エアコン、産業用モータ、LED照明、工作機械、印刷機械などが対象です。
「Ⅲ型(設備単位型)」では、SIIが登録・公表した省エネ設備を導入することで、補助を受けられます。補助率は1/3以内で、補助額は最大1億円(下限30万円)まで。複数年にわたる計画もOKです。
「Ⅳ型(エネルギー需要最適化型)」では、EMS機器とセットで申請することで、より高い補助率(中小企業1/2、大企業1/3)を受けることが可能です。
ただし、申請にはいくつかの要件があります。たとえば、設備更新によって省エネ率10%以上や、原油換算で1kl以上の省エネ効果が求められます。また、補助対象外の費用も多く(設置費・撤去費・運搬費など)、事前調査や発注も補助の対象外ですので、計画段階から十分に注意が必要です。
さらに、EMS単独での申請は別制度扱いとなるため、組み合わせ方にも注意が必要です。
この補助金の特徴は、幅広い設備が対象となることと、全国の事業者が申請できる点。地域に縛られず、多くの企業が省エネ投資の後押しを受けられるチャンスです。
申請期間が短くなりがちな補助金だからこそ、事前の準備がとても重要です。補助金を活用して、未来に向けた省エネ投資を始めてみませんか?
公式サイトはこちら:
https://syouenehojyokin.sii.or.jp/34business/





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。