SNSで投稿しても反応が少ない…
ブログを書いても「いいね」もコメントも来ない…
「どうしてこんなに頑張ってるのに伝わらないんだろう?」と、モヤモヤしていませんか?
でもね、その原因、文章の「上手い・下手」ではないことが多いんです。
実は一番多いのは、「誰に向けて書いているかが、あいまい」になっていること。
どんなにきれいな言葉で書いても、読む相手が「これ、自分のことかも」と思えなければ、心には届きません。
今回は、「あなたの文章が響かない理由」としてよくある“ターゲット不在”問題に注目しながら、すぐにできる改善ポイントを3つに分けてお伝えします。
3つのポイントの導入
文章の反応が悪い原因は、大きく分けて以下の3つです。
✅ 書く相手の「顔」が見えていない
✅ その人の「悩み」に寄り添っていない
✅ 書き手の視点だけで話が進んでしまっている
でも逆に言えば、この3つを押さえるだけで、あなたの文章は“誰かの心に届く”ものに変わります!
1. 「誰に書くか」が決まってないと、誰にも届かない

たとえばあなたがSNSで、「自分の考えをシェアしたい」と思って投稿するとします。
でも、ターゲットがはっきりしていないと、伝えたいことが“ふわっ”とした文章になってしまうんです。
▶︎【悪い例】
「自分らしく生きるって大切ですよね!」
…うん、いいこと言ってる。でも、“誰”に届けたいのかが見えません。
▶︎【良い例】
「子育てと仕事の両立で、自分の時間が全然取れないあなたへ。少し立ち止まって、自分を大切にする時間を持ってほしいんです。」
どうですか?後者のほうが、「あ、私のこと?」って感じませんか?
▶︎【ポイント】
まずは、「一人の理想のお客様」をイメージして、その人に話しかけるように書きましょう。
たとえば「39歳・2児のママ・在宅でネイルの仕事をしている・最近集客に悩んでいる」など、できるだけ具体的に。
2. 相手の“悩み”に寄り添っているか?

人は、「自分の悩みをわかってくれている人」に心を開きます。
だからこそ、文章の最初の1〜2行が勝負なんです。
▶︎【ありがちなNGパターン】
「私はこんな活動をしています」「こんなサービスを提供しています」
これでは、読み手は「で、私に関係あるの?」と思ってしまいます。
▶︎【効果的なアプローチ】
「こんなお悩みありませんか?」と、問いかけから始めてみましょう。
・「SNSを毎日更新してるのに、反応が少ない…」
・「集客の仕組みがなくて、いつも不安…」
こうした言葉が並ぶと、「あ、この人は私のことをわかってる」と感じてもらえます。
▶︎【ワンポイントアドバイス】
悩みの書き出しには、「感情」を入れると効果的です。
「焦ってる」「不安」「自信がない」など、人の心が動くのは“感情”です。
3. 書き手の「自己満」になっていないかチェック!

SNSやブログでよくあるのが、「これは役に立つはず!」と本人は思って書いているけど、読み手からすると「それ、今必要?」という内容。
これは、“書きたいこと”と“読みたいこと”がズレているサインです。
▶︎【NGな文章パターン】
・専門用語が多くて伝わらない
・自分語りが長すぎる
・オチや結論が見えにくい
▶︎【改善するには?】
・「この話、相手にとって役に立つかな?」を常に意識する
・「読む人は、どんな情報を求めているんだろう?」と自問する
・「この話、私の代わりに誰かに話してもらっても喜ばれるか?」でチェックする
文章は、“相手ありき”で考えるとガラッと変わります。
まとめ:届けたい人を決めると、言葉は届きやすくなる

たくさん書いたのに伝わらない…その理由は、「誰に書いているか」があいまいだから。
でも、心配はいりません。ほんの少し意識を変えるだけで、ちゃんと反応は変わってきます。
もう一度、今日のポイントをおさらいしましょう。
✅ 誰に書くかを具体的に決めよう(理想の一人を思い浮かべる)
✅ 相手の“悩み”に寄り添った文章でスタートしよう
✅ 書き手の自己満足ではなく、読み手の役に立つ視点を持とう
この3つを意識するだけで、「響かない文章」から「共感される文章」へ変わります。
誰かにしっかり届く言葉は、あなたのビジネスにもファンにもつながります。
自分の気持ちを伝える前に、「この言葉、誰の心に届いてほしいか?」を考えてみてください。
それが、すべての文章の出発点です。





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。