「なんとなくこれがいい気がする」
「ピンときたから、こっちに決めた!」
そんな経験、あなたにもありませんか?
実はこれ、マーケティングでもすごく大事なヒントなんです。
人はいつも、じっくり考えて買い物しているわけではありません。
むしろ、「パッと決める」ことのほうが多いとも言われています。
つまり、この「ピンときた!」をつくることができれば、
あなたの商品やサービスももっと選ばれるようになるかもしれません。
今回は、「ピンときた!」を引き出すための
【直感を刺激する3つの工夫】について、わかりやすくお伝えします。
◇ポイント1:見た目で“信頼”を感じさせよう

人は最初の数秒で「好き・嫌い」「信用できる・できない」を判断しています。
これは“第一印象”と呼ばれるものです。
あなたの商品やチラシ、ホームページの「見た目」はどうでしょうか?
「安っぽいな…」と感じるようなデザインだったり、
情報がごちゃごちゃして読みにくかったりしませんか?
たとえば、同じ商品でも――
●写真がきれいに加工されている
●色使いが整っていて、全体に統一感がある
●説明がシンプルでわかりやすい
そんな見せ方だと、「ちゃんとしてる!」と感じて、
人は安心してくれるんです。
これは、じっくり読む前の“直感”に働きかける大事なポイント。
つまり、【見た目=信頼感】なんです。
▼ワンポイント例:
飲食店のメニューで「写真がない料理」と「写真付きの料理」、
どっちを頼みたくなりますか?
ほとんどの人は写真がある方を選びます。
それが「ピンとくる」きっかけになっているんです。
◇ポイント2:「これ、私のことかも」と思わせよう

人は「自分に関係があること」には反応します。
逆に、「自分ごとじゃない」と感じたらスルーしてしまいます。
だからこそ、あなたの商品やサービスが
●誰のためのものか
●どんな悩みを解決するのか
を、しっかり伝えることが大切です。
たとえば、こんなふうに言ってみましょう。
✕「この化粧水は高保湿成分配合で人気です」
◯「夕方になると粉をふいてしまうあなたへ。肌がうるおいを保てる化粧水です」
これを読むと、「あ、私のことかも」と思ってもらえますよね。
この「自分のことかも」が、「ピンときた!」につながるんです。
▼ワンポイント例:
誰かに向けた手紙のように、話しかけるような文章にするのがコツです。
◇ポイント3:「理由があると納得できる」

最後のポイントは、買う人に「納得してもらう理由」をつけること。
直感で「なんかいいかも」と感じても、
そのあとに「ほんとに買っていいのかな?」と考えることもあります。
このときに、ちゃんとした“理由”があると、人は安心して決断できます。
たとえば…
✕「このサプリは人気です」
◯「このサプリは、現役の管理栄養士が監修しています」
✕「このバッグは軽くて使いやすいです」
◯「このバッグは、毎日5km歩く主婦の声から生まれました」
ちょっとしたことでも、「なるほどね」と思ってもらえたらOK!
直感でひかれて、理由で納得する――
このダブルアプローチがとっても効果的なんです。
▼ワンポイント例:
「なぜそうなってるのか?」という“裏話”や“開発ストーリー”も、共感を生みます。
まとめ|「ピンときた!」はつくれる

「人の心なんて読めないよ〜」と思うかもしれません。
でも、人が「ピンときた!」と思う瞬間には、ちゃんと“型”があります。
今回お伝えした3つのポイントを、もう一度おさらいすると…
✅【見た目で信頼】を感じさせよう
✅【自分のことかも】と思わせよう
✅【理由で納得】してもらおう
この3つをそろえることで、
“なんとなく良さそう”から“よし、これにしよう!”へと、
お客様の気持ちが動いていきます。
マーケティングって、なんだか難しく聞こえますが、
本当は「どうすれば、相手が動きたくなるか」を考えること。
あなたの商品やサービスも、きっとたくさんの人の役に立ちます。
だからこそ、「伝え方ひとつ」で選ばれる可能性が広がるんです。
あなたのビジネスが、もっと“ピンとくる存在”になりますように。





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。