「朝から晩まで働いてるのに、なんで稼げないんだろう…」
「休みも取らずにがんばってるのに、全然売上が増えない…」
そんな悩み、ありませんか?
頑張ってるのに結果がついてこないと、心も体もヘトヘトになりますよね。
でも、ちょっと視点を変えてみてほしいんです。
もしかすると、その「忙しさ」――
じつは**タイムパフォーマンス(タイパ)**が悪いせいかもしれません。
今回は、「タイパを無視すると、なぜ稼げないのか?」
その理由と、個人事業主が今すぐ見直せる3つの視点を、わかりやすくお伝えします。
はじめに|タイパって何?コスパとの違いは?

「コスパ=コストパフォーマンス」はよく聞く言葉ですよね。
安くていいものを買う。少ない費用で成果を出す。これがコスパです。
でも最近は、それ以上に「タイパ=タイムパフォーマンス」が注目されています。
これは**“時間”に対する成果やリターン**を意識する考え方です。
たとえば、YouTubeで「10分で分かる〇〇」みたいな動画が人気なのも、
「なるべく短い時間で学びたい=タイパ重視」の表れなんですね。
なのに、自分の仕事となると──
「時間をかけるほど成果が出るはずだ」
「努力は裏切らない」
って、タイパを無視してしまってる人が本当に多いんです。
忙しいのに稼げない人にありがちな3つの落とし穴

「いや、私は手を抜いてるわけじゃない!」
そう思ったあなたにこそ、読んでほしい3つのポイントです。
▶︎① 時間を“使うこと”自体が目的になっている
たとえばこんなこと、心当たりありませんか?
●SNSの投稿、気づけば1時間かけて仕上げてる
●セールスの電話、1件30分以上かけて説得してる
●お客様対応で1日終わってしまい、何も進んでいない
これ、時間をかけた=頑張った気になってしまっている状態です。
でも大切なのは、「かけた時間」ではなく「得られた成果」。
5時間かけて売上ゼロより、30分で契約1件の方が圧倒的に良いのは明らかですよね。
▶︎② 自分の時間の“時給”を意識していない
個人事業主って、自由に動ける分、自分の“労働価値”を見失いやすいんです。
たとえば1時間かけて名刺をデザインしていたら…
その作業、時給に換算したらいくらの仕事になりますか?
仮に名刺デザインを5,000円で引き受けたとして、5時間かかったら時給は1,000円。
一方、あなたの商品やサービスで1時間1万円稼げるなら──
その時間は「売る時間」に充てるべきなんですよね。
「自分の時間、今いくらで使ってるか?」
これを意識するだけで、仕事の優先順位はガラッと変わります。
▶︎③ 「人との関係性」も、タイパで考える視点が必要
営業やSNS活動も「時間投資」です。
でも、反応ゼロの相手に何度もアプローチしていませんか?
「この人、いつか買ってくれそう」と思っても、
数ヶ月も連絡が続かないなら、それは“成果につながらない時間”かもしれません。
逆に、ほんの一言で反応してくれる人、数回のやり取りで成約につながる人。
そういった**“見込み度の高い人”に集中したほうが、圧倒的にタイパがいい**んです。
人間関係にタイパを求めるのは冷たいように思えるかもしれませんが、
「全員に平等に時間を使う」のは、結果として“誰にも届かない”ということもあります。
一例:SNS投稿も「タイパ」で変わる
例えばあなたがインスタで1日1投稿、1時間かけて書いているとしましょう。
でも、内容が毎回同じ・写真も似たようなもの・コメントなし……
これだと、成果ゼロの“時間貧乏”投稿になってしまいます。
投稿前に少しだけ「誰に届けたいのか」「何を伝えるか」を考え、
20分で“伝わる投稿”を作れば、反応が全然違ってきます。
つまり、時間をかける=良い投稿ではないということ。
ここにもタイパの視点が重要なんです。
まとめ|“努力量”より“時間の使い方”を意識しよう

「たくさん働いているのに稼げない…」
そう感じている方は、まず一度、時間の使い方を見直してみましょう。
☑ 時間をかけることが目的になっていないか?
☑ 自分の“時給”に見合った仕事をしているか?
☑ 成果につながる相手に集中できているか?
これらを意識するだけで、同じ努力量でも結果がまったく違ってきます。
販促工房では、こうしたタイパ改善のアドバイスも行っています。
あなたの「時間の使い方改革」、一緒に始めてみませんか?
「どうしても忙しいのに売上が伸びない…」と悩んでいる方、
お気軽にメッセージくださいね。小さな“気づき”から、大きな変化が生まれます。





















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。