6月に入り、全国的に梅雨入りが進み、雨の日が増えてきましたね。湿度の高い日が続くと、気分もなんとなく重くなりがちですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
気づけば2025年も折り返し地点に差しかかり、いよいよ後半戦がスタートします。
さて今回は、少し先を見据えて「2025年8月の販促の動き」について考えていきたいと思います。
8月は、一年の中でも気温が最も高くなる時期。熱中症対策や食欲不振など、体調管理が難しくなる一方で、お盆や夏休みによる帰省・旅行・レジャーなど、消費が大きく動くタイミングでもあります。さらに、台風や防災意識の高まり、新学期準備といったテーマも絡み、販促にはさまざまな切り口が求められる月です。さて今回は、少し先を見据えて「2025年8月の販促の動き」について考えていきたいと思います。
8月は、一年の中でも気温が最も高くなる時期。熱中症対策や食欲不振など、体調管理が難しくなる一方で、お盆や夏休みによる帰省・旅行・レジャーなど、消費が大きく動くタイミングでもあります。さらに、台風や防災意識の高まり、新学期準備といったテーマも絡み、販促にはさまざまな切り口が求められる月です。
今回は《食》《衣料》《雑貨》の3つのカテゴリに分けて、8月に取り組みたい販促のヒントをご紹介いたします。
【食】涼しさと健康を感じさせるメニュー提案を!
暑さがピークに達する8月は、食の分野において「涼しさ」と「健康」がキーワードになります。外食・中食・内食を問わず、来店や購入につながるメニュー・商品展開がカギになります。
▪涼味レシピで食欲アップ
冷や汁や冷やし茶漬け、そうめん、ぶっかけうどんなど、火を使わずに手軽に作れる涼味メニューは、調理の時短にもつながり、多忙な家庭でも支持されやすい提案です。「涼しさ×手軽さ」の組み合わせがポイント!
▪夏バテ・紫外線対策の食材を活用
アボカドや鶏肉、トマト、レタス、かぼちゃ、ゴーヤなど、ビタミンやミネラルが豊富で、体力回復・美肌・抗酸化効果などが期待できる食材は、今こそ訴求したい健康食材です。「カラダの中から紫外線対策」として、女性層へのアピールにも有効です。
▪お中元・帰省土産の訴求強化
お盆や帰省シーズンに合わせて、スイーツやご当地食品、地酒などのギフト需要も増加します。「数量限定」や「地域限定」といった限定感や、ギフト包装対応・予約特典など、販促につながる工夫が効果的です。
【衣料】夏の最終バーゲンと秋の先取り“二刀流”!
アパレルでは、8月は「夏物の最終処分」と「秋物の先行投入」を同時に展開すべき重要な時期です。季節を先取りしながらも、今すぐ欲しいニーズも逃さない、柔軟な売場づくりがポイントとなります。
▪接触冷感&UVアイテムでまだまだ売れる!
近年の傾向として、9月半ばまで高温傾向が続くことが多く、8月の夏物最終セールにも十分な需要があります。冷感インナーやUVカットパーカーなどは、「今すぐ使えるアイテム」として打ち出しを強化しましょう。
▪秋物の新作投入で先取り需要を喚起
リネンやコットン混素材など、秋らしさを感じさせる素材や色味を使った「晩夏向けアイテム」の展開は、季節の先取り感を演出できます。夏物と秋物をミックスしたスタイリング提案もおすすめです。
▪トレンドカラー&注目スタイルで提案力アップ
2025年秋の注目カラーは「ネイビー」「ブルー系」。涼しさと落ち着きを感じさせる色合いは、残暑にもぴったりです。加えて、ミックススタイルやボヘミアンテイストといった、自由でラフな雰囲気を感じさせるスタイルも注目されています。店頭ディスプレイやPOPでしっかり訴求しましょう。
【雑貨】“涼”と“備え”の両立で生活提案を!
雑貨のカテゴリーでは、生活を快適にするアイテムと、レジャー・防災・新学期といった「暮らしのイベント」への対応が求められます。
▪快眠&暑さ対策グッズは引き続き人気
ネッククーラーや冷却スプレー、ハンディファンなどの暑さ対策グッズは夏の定番。さらに、接触冷感寝具・まくら・除湿グッズなど、夜の快眠をサポートするアイテムも併せて展開しましょう。「夏を快適に乗り切るセット提案」なども効果的です。
▪帰省・レジャー関連雑貨で実用提案
お盆の帰省やレジャーに向けて、旅行用ポーチ・虫よけ・消臭スプレー・渋滞対策グッズなど、あると便利な“実用系アイテム”の動きが活発になります。車内で使えるクッションや、子ども向けの移動グッズなどもおすすめです。
▪台風・防災対策は早めの訴求がカギ
8月下旬からは台風シーズンに突入。懐中電灯や乾電池、モバイルバッテリー、非常食や保存水など、家庭での“備え”を見直す提案が効果的です。あわせて「今から備えて安心!」という安心感を訴えるメッセージを添えましょう。
▪新学期準備アイテムをお忘れなく!
8月後半からは、新学期準備のラストスパート。文房具や給食セット、雑巾、上履きなど、買い忘れ防止を促すような展開も忘れずに。チェックリストPOPやまとめ買いセットで、親御さんの負担を軽減する工夫を。
まとめ:8月は“多面展開”が売上アップのカギ!
8月は、「猛暑」「帰省」「防災」「新学期準備」「秋の先取り」など、さまざまなニーズとタイミングが重なる月です。
商品の良さを伝えるだけではなく、季節感・生活シーン・悩みや課題に寄り添った提案が、消費者の心を動かすポイントになります。
そして、これらの施策は「早めの計画」が何より重要です。行き当たりばったりでは、大事なチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。
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こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。