ゴールデンウィークが終わったあたりから、「あれ？なんか社員の様子が変だな…」と思ったこと、ありませんか？
この時期、急に「辞めたい」と言い出す人が増えるんです。しかも最近では、退職代行サービスを使って、会社と直接話さずに辞める人aもいます。
「えっ、ウチは小さな会社だし、そんなの関係ないでしょ？」
なんて思ってたら、ある日突然“退職代行から連絡”が来る…なんてことも。
今日は、なぜこの時期に退職代行が増えるのか。そして、小さな会社こそ気をつけたい「見えないストレス」について、わかりやすくお話ししていきます。
3つのポイントの導入
退職代行が増える5月の背景には、次のようなポイントがあります。
✅ ①「環境の変化」による心の疲れ
✅ ②「辞めづらい空気」が社員を追い詰める
✅ ③「小さな我慢」が積もって爆発する
それぞれ、具体的な例を交えながら見ていきましょう。
ポイント①：「環境の変化」による心の疲れ
新年度が始まって1ヶ月。社員は新しい体制や人間関係、仕事の流れに無意識にストレスを感じています。
特に、異動や新入社員の教育係になった人は、思ってる以上に神経を使っていることが多いです。
しかも、5月ってちょうど「気が抜ける時期」。
「なんとか1ヶ月やりきった…」と安心した瞬間に、心がプツンと切れてしまう。
たとえば…
ある社員さんは、入社して3ヶ月。真面目で頑張り屋さん。でも、GW明けに急に来なくなって、後日「退職代行」から連絡が。
「え！？そんなに辛そうに見えなかったけど…」と驚いたそうです。
でも、それって見えないだけで、心の中ではずっと無理してたんですよね。
ポイント②：「辞めづらい空気」が社員を追い詰める
中小企業って、人数が少ない分、一人が抜けると回らなくなるっての、ありますよね。
だからつい、こんな空気になってませんか？
- 「今辞められると困る」
- 「他に代わりがいない」
- 「根性で乗り越えろ」
これ、実はすごく危険。
辞めたいって思っても、「迷惑かけるから言い出せない…」ってなる。
そして最終手段として選ばれるのが、退職代行なんです。
「直接言うと怒られそう」「引き止められるのが面倒」
そんな気持ちがあって、会社との会話を避ける手段として使われてしまう。
これ、信頼関係が壊れてるサインかもしれません。
ポイント③：「小さな我慢」が積もって爆発する
大きな原因じゃなくても、日々の小さな積み重ねが“爆発”の引き金になること、ありますよね。
たとえば…
- 朝礼が長すぎる
- 頑張っても褒められない
- ミスだけ指摘されて凹む
- 休憩時間が実質取れない
本人は何も言わなくても、「なんで私だけ…」っていう思いがどんどん心にたまっていきます。
ある会社では、「え、そんなことが原因？」って思うような小さなストレスで、辞めていった人がいました。
でも、本人にとっては「限界だった」んですよね。
そう、「たった1滴のしずく」でコップの水はあふれるんです。ある会社では、「え、そんなことが原因？」って思うような小さなストレスで、辞めていった人がいました。
でも、本人にとっては「限界だった」んですよね。
そう、「たった1滴のしずく」でコップの水はあふれるんです。
まとめ：あなたの職場、大丈夫ですか？
5月は、見えないストレスが爆発しやすい時期。
社員の笑顔の裏に、「本当はもう限界…」という気持ちが隠れているかもしれません。
「辞める前に相談してほしかった」
「どうしてもっと早く気づけなかったんだろう」
そんな後悔をしないために、今日からできることがあります。
● 朝のあいさつ、ちゃんとできてますか？
● 最近、社員の表情、見てますか？
● 小さな「ありがとう」を伝えてますか？
会社って、結局“人”でできてます。
その“人”を大事にしないと、商品もサービスも、売れなくなってしまいます。
最後にひとこと
社員が「辞めたい」と言い出す前に、こちらから“気づいてあげる”ことが大切です。
小さな会社だからこそ、顔が見える関係性を大事にしていきましょう。
「ウチの職場は大丈夫かな？」と、今一度チェックしてみてくださいね。
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。