環境にやさしい農業を実践している方、またはこれから始めたいと考えている方に向けた補助金制度「環境保全型農業直接支払交付金」が、令和7年度より一部内容を見直し、受付がスタートします。
この制度は、「みどりの食料システム戦略」を踏まえ、農業を持続可能な形にしていくため、環境への負荷を減らしつつ農業生産を行う方々を支援する目的で設けられました。具体的には、化学肥料や農薬を原則5割以上削減しながら、地球温暖化防止や生物多様性の保全に貢献する取組が対象になります。
主な対象活動は以下の通りです。
・有機農業(移行期の取組も含む)
・堆肥の施用(稲は0.5t、その他は1t以上/10a)
・緑肥の活用(カバークロップ、リビングマルチ、草生栽培など)
・IPMに基づく総合防除(6割以上の達成が基準)
・炭の農地施用(50kgまたは500L/10a以上)
・地域特認取組(地域の実態に基づき、都道府県が申請・国が承認)
これらの活動には、10aあたり3,000円〜14,000円の支援が受けられます。また、有機農業に新たに取り組む農業者を支援する団体には、受入面積に応じた「取組拡大加算(4,000円/10a)」も設けられています。
対象者は、販売を目的とした作物を生産している農業者または農業者の団体であり、以下の条件を満たすことが求められます。
- 主作物について販売を目的とした生産を行っている
- 環境負荷低減のチェックシートによる自己点検を実施
- 技術の向上や理解促進の活動を行っている
取組を行う農地のある市町村ごとに募集期間や申請手続きが異なりますので、詳細は各自治体または以下の公式ページをご確認ください。
公式情報:https://x.gd/5hUGG
農業を通じて、自然と未来を守る取り組みに一歩踏み出してみませんか?



















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。