今日はちょっと変わったテーマでお話します。タイトルにもあるとおり、「恋愛」から学ぶ営業の話です。
恋愛と営業、全然違うようでいて、実はすごく似てるんですよ。
特に、「好かれる営業マンになりたい」と思うなら、恋愛のステップを思い出してみてください。
いきなり「付き合ってください！」って言われても、びっくりしますよね？
営業だって同じ。いきなり「買ってください！」って言われたら、お客様も戸惑います。
今回は「好かれる営業マン」になるために、恋愛をヒントにしながら3つのポイントに分けてお話します。
はじめに：営業は“人間関係”がすべて
営業って、商品を売る仕事ですよね？でも、それだけじゃないんです。
売れる人って、実は「人間関係を育てるのがうまい人」なんです。
どんなにいい商品でも、どんなに魅力的なサービスでも、
「この人からは買いたくないな」と思われたら終わり。
だからこそ、営業で大事なのは「好かれること」。
それは、恋愛でもまったく同じです。
●▶︎ポイント1：いきなり告白しない（まずは相手を知る）
恋愛で、初対面の人にいきなり「結婚してください！」って言いますか？
そんなことされたら、ほとんどの人は引きますよね（笑）
でも、営業の現場では…やってしまっている人、意外と多いんです。
「これ、オススメです！」「今だけお得ですよ！」
「私、実は年収3000万円で〜」なんていう“自分アピール”。
まだお客様がどんな人かもわからないのに、いきなりクロージングしようとする。
これ、完全にNGです。
まずは相手を知ること。
趣味は？困ってることは？どんな毎日を過ごしてるのか？
相手の話をちゃんと聞くことが、営業の第一歩なんです。
●▶︎ポイント2：一緒に時間を過ごす（信頼を育てる）
恋愛でいえば、まずはデートですよね。
一緒にご飯を食べたり、遊びに行ったりして、お互いを知る時間を積み重ねていく。
営業も同じ。すぐには売らない。
信頼を育てる時間がとっても大切なんです。
たとえば、SNSで役立つ情報をシェアしたり、
ちょっとした無料アドバイスをしたり、相手の悩みに寄り添った投稿をする。
これが、“営業しない営業”です。
「この人、ちゃんと考えてくれてるな」
「押し売りじゃなくて、相談に乗ってくれる人だな」
そう思ってもらえたら、信頼はぐっと深まります。
●▶︎ポイント3：価値観を合わせる（一緒に未来を描く）
恋愛のゴールって、「この人となら一緒に未来を作れる」と思えることですよね。
営業も、まったく同じなんです。
「これを買ってもらえたら、売上になる」じゃなくて、
「この商品でお客様の生活がちょっとラクになる」
「このサービスで笑顔が増える」
そんな未来を、一緒に描くこと。
つまり、売れる営業マンは**“売る”のがゴールじゃなくて、“役立つこと”が目的**なんです。
◇まとめ：お客様との関係は「育てるもの」
営業は、商品を売るだけの仕事じゃない。
お客様と信頼関係を作って、一緒に価値を見つけていくお仕事です。
恋愛だって、いきなりはうまくいかない。
少しずつ知り合って、信頼して、やっと付き合って、そして結婚。
営業も、いきなり売るんじゃなくて、
「この人から買いたい」と思ってもらえるまで、ちゃんと関係性を育てましょう。
最後に、もう一度聞きますね。
あなたは、お客様とどんな関係を築けていますか？
売ることに焦る前に、まず“好かれる人”になりましょう。
そうすれば、売上は自然とついてきますから。
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。