今回は、全国のバス会社やタクシー会社、レンタカー会社、空港、鉄道、地方自治体など、交通に関わるすべての皆さんに知っていただきたい「交通DX・GX補助金」について、わかりやすくご紹介します。
この補助金は、令和7年度に国が行うもので、「交通をもっと便利で快適にしよう」「観光客も安心して使えるようにしよう」という目的でスタートします。
補助金の対象になる取り組みは、大きく6つあります。
1つ目は「バリアフリー化設備の整備」。お年寄りや体の不自由な方が、安心して移動できるようにするための設備に補助が出ます。
2つ目は「交通のDX(デジタル化)・GX(環境対応)で経営をよくする取り組み」。たとえば、予約アプリを導入したり、環境にやさしい車両を導入したりすることが含まれます。
3つ目は「人材確保」。ドライバーを増やすための活動や、2種免許を取得するための費用なども補助の対象です。
4つ目は「交通サービスの便利さアップ」。外国人観光客にもわかりやすくするための多言語案内や、キャッシュレス決済の導入などがサポートされます。
5つ目は「地方ゲートウェイ(乗場など)の改善」。観光地に来た人が、スムーズに次の目的地に移動できるように、乗場の整備やアプリ専用のスペースを作ることなどが含まれます。
6つ目は「観光地の二次交通の強化」。いわゆるライドシェア(乗り合いサービス)などを導入することで、移動手段を増やし、観光客がもっと便利に動けるようにするための取り組みです。
補助金の金額は、取り組みの内容によって変わりますが、たとえばバリアフリー化なら40万円〜140万円、ライドシェアなどの高度化では最大1,000万円まで補助されることもあります。
しかも、対象地域は全国!北海道から沖縄まで、すべての地域が対象です。
募集期間は、令和7年4月21日から5月30日まで。
今のうちから準備しておくことで、スムーズに申請ができます。交通業界で「こんなことに使えるかな?」と気になった方は、ぜひ一度、公式サイトをチェックしてみてください。
▼詳しくはこちら
https://kotsu-dx-gx.jp/
情報を知っているかどうかで、大きな差がつきます。ぜひ、あなたのまわりの交通関係の方にもシェアしてください。

















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。