はじめに
「4人に1人が…」
そんな言葉を聞いて、ドキッとしたことってありませんか?
たとえば、
- 「4人に1人が睡眠に悩んでいます」
- 「4人に1人が◯◯を経験しています」
- 「4人に1人がこの商品を選んでいます」
この“4人に1人”という言い方、実はすごくパワーがあるんです。
でも、これ、同じ意味で「25%」や「1/4」って書いても、なんか響きが違う気がしませんか?
そう、これが今日お話ししたい「伝え方のチカラ」です。
同じ意味の言葉でも、使うシーンや相手によって、伝わり方がガラッと変わるんですよ。
今回は、小さな違いが大きな差を生む「言い回しの工夫」について、3つのポイントでわかりやすくお伝えします。
3つのポイントの導入
販促って、「商品を売るテクニック」だけじゃないんです。
本当に大事なのは、「伝わる言い方ができているかどうか」。
だからこそ、言葉の選び方ひとつで、
- 相手に興味を持ってもらえるか
- 心を動かせるか
- 「欲しい!」と思ってもらえるか
が変わってきます。
今回のテーマは、数字や割合の伝え方。
ポイントはこの3つです!
ポイント1:感情に訴えるなら「4分の1」

「4人に1人が…」とか「4分の1の人が…」って聞くと、なんだかすごくリアルに感じませんか?
たとえば、こんな言い方。
「この地域のママたちの4人に1人が、子どもの寝かしつけで悩んでいます」
これ、25%って言われるよりも、なんだか“自分の近くの話”に聞こえるんですよね。
つまり、“感情に訴えかけたい”ときは、「4分の1」や「4人に1人」という表現がピッタリなんです。
ブログやセミナー、チラシでお客さんの心に届くような言葉を使いたいときには、数字じゃなくて“人の数”で表すのが効果的ですよ。
ポイント2:説得したいなら「25%」

「4分の1」と同じ意味なのに、「25%」って書くと、急に論理的な印象になります。
「この商品を導入した店舗の25%が、売上20%以上アップしました」
どうでしょう?数字に強い人には、この言い方のほうが信頼感が増すんですよね。
データで説得したい、ビジネス資料として伝えたい、比較したい。
そんなときは「25%」という表現がしっくりきます。
チラシでも、グラフや表を使うときは「25%」にすることで、より信頼性が高く見えるんです。
ポイント3:パッと目を引くなら「1/4」

もう一つ、見落とされがちだけど大事なのが「ビジュアル的な見せ方」。
「1/4」って、見た目で直感的に「何かの一部」って伝わりますよね。
ケーキやピザをイメージするとわかりやすいと思います。
「1/4サイズの手軽さ!」
「この作業、たった1/4の時間で完了!」
これ、チラシやバナー広告、POPなど、パッと見の印象が大事な場面でとても効果的なんです。
目に入りやすくて、記憶にも残りやすい。
1/4っていう数字、デザインの中に溶け込ませるのにも使いやすい表現なんです。
まとめ:言い方ひとつで、伝わり方はここまで変わる

では、今回のポイントをもう一度まとめますね。
シーン | おすすめ表現 |
感情に訴えたいとき | 「4分の1」や「4人に1人」 |
数字で説得したいとき | 「25%」 |
印象重視・デザインで見せたいとき | 「1/4」 |
これ、ぜんぶ同じ意味なのに、相手の感じ方がまったく違うんです。
だからこそ、「誰に伝えるのか」「どんな目的で伝えるのか」をしっかり考えて、言葉を選ぶことが大事なんですよ。
さいごに:伝わる言葉は、ビジネスの武器になる
たとえば、あなたがセミナーの告知をするとき。
「25%の人が受講後に売上アップ!」って書くよりも、
「参加者の4人に1人が、翌月から売上アップしたと答えています」
って書いたほうが、“おっ、自分にもできるかも”って思ってもらえるかもしれませんよね。
販促って、小さな気づきの積み重ねです。
「伝える」じゃなくて、「伝わる」を意識する。
それだけで、お客様の反応は大きく変わります。
今日の話を読んで、「あ、自分のチラシ、ずっと“25%”ばっかりだったな」なんて思った方。
次からはちょっと、言い方を変えてみてください。
それだけで、伝わり方も結果も変わるかもしれません。
販促工房では、こうした“ちょっとしたけど大事なこと”をたくさん発信しています。
もし、「もっと知りたい!」って思ったら、ぜひ他のブログも読んでみてくださいね。
「伝え方で変わる未来」が、きっとあなたにもあるはずです!


















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。