観光地のアクセスや移動手段に困った経験はありませんか?
「駅までは行けたけど、そこから先が不便だった…」
「レンタカーの手続きが面倒で諦めた…」
そんな課題を解決し、地域の観光をもっと盛り上げるための補助金がスタートしました。
その名も「令和7年度 地域輸送資源活用推進事業」。
この補助金は、全国の地方自治体や、自治体と連携した民間企業・団体を対象に、観光地の交通利便性を高めるための支援を行います。
■ 補助金の目的
この補助金の目的は、訪日観光客の地方誘客を促進するために、地域の輸送資源をデジタル技術で最大限に活用し、観光地での「足」を便利にすることです。
現在、地域公共交通は、人口減少やライフスタイルの変化により、維持が難しくなっています。一方で観光地では、レンタカーや送迎車などの既存の車両を有効活用できれば、観光客の利便性が向上し、周遊や消費の拡大にもつながります。
■ 対象となる事業内容
補助の対象は、大きく2つに分かれます。
- レンタカー等の活用
- 国際免許証やパスポートの遠隔確認
- 顔認証による無人チェックイン
- スマートフォンやキーボックスによる鍵の受け渡し
- 車両の状態確認、Web予約、オンライン契約・決済など
- 車載機器による利用実績のデジタル報告
- 施設送迎車両等の活用
- 複数施設での送迎車両の共同管理・運行
- アプリやWebを活用した予約・送迎ルート設定
- 車両情報や予約状況をもとにした効率的な配車システムの導入
これにより、観光地での移動をシームレスにし、観光地全体の周遊促進、消費拡大、さらにはオーバーツーリズムの未然防止も期待されています。
■ 対象経費と補助率
補助の対象となる経費は以下のとおりです。
- 車両の購入・改造にかかる費用
- システム開発・導入・改修費用
- 機器や端末の整備費用
- 広報・啓発など利用促進にかかる費用
- ソフトウェア・クラウド利用料
- 実証運行にかかる費用
- マニュアル作成や研修費用など
補助率は 2/3。つまり、事業にかかった費用の3分の2を国が負担してくれるという、非常に手厚い内容です。
■ 募集期間・実施期間
- 募集期間:2025年3月25日(火)〜4月25日(金)
- 事業実施期間:交付決定日(5月上旬予定)〜2026年3月24日(火)
■ 対象者・対象地域
対象は、全国の地方公共団体および連携した民間事業者、またはそれらで構成される団体。全国どこでも応募可能です。
■ おすすめしたい方
- 観光地を活性化させたい地方自治体
- 宿泊施設や観光施設を運営している事業者
- 移動手段のDXを検討している交通事業者
この補助金を活用すれば、人手不足や設備不足で実現できなかった交通の課題解決にもつながります。
■ 詳細・申請ページはこちら
詳細な情報や申請に関する手続きは以下のページをご確認ください。
【公式ページ】
https://x.gd/gohCm
補助金は「知っている人」だけが得をするチャンスです。
地域を盛り上げたい方や、観光の質を高めたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
申請期間が限られているので、早めの準備をおすすめします。

















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。