はじめに
あなたは最近、「うわ〜これ感動した！誰かに話したい！」って思ったこと、ありますか？
例えば、仕事の中でお客さんから「ありがとう、あなたにお願いしてよかった」って言われたとき。
あるいは、家族や友達との心温まる出来事、SNSで見た泣ける動画、映画のワンシーン…。
そんな感動体験って、なぜかずっと心に残って、気づいたら誰かに話してることが多いですよね。
実はその「話したくなる」気持ち、ちゃんとした理由があるんです。
今日は、「感動＝記憶に残る＝話したくなる」という公式について、わかりやすくお話します。
しかもこれ、ビジネスにもめちゃくちゃ役立つ話です。
3つのポイントの導入
では、なぜ感動は記憶に残り、つい誰かに話したくなるのか？
その理由は、大きく分けて3つあります。
✅共感を求める本能
✅脳内で起きている「ドーパミン現象」
✅自分の価値を確かめる自己肯定感アップ効果
この3つを知ると、「感動を語る」ことがただの雑談じゃないってことがよくわかりますよ。
ポイント1：共感を求める本能
人って、基本的に「誰かとつながっていたい生き物」なんです。
たとえば、美味しいケーキを食べたとき、思わず「これ、超おいしいから食べてみて！」って言いたくなる。
これは、自分の体験を共有することで「共感」を得たいという、本能的な欲求があるからなんです。
感動体験も同じ。
「聞いて聞いて！すごく感動した話があってさ〜」って語ることで、相手も「わかる、それ泣けるね」と共感してくれる。
すると、お互いの心の距離がグッと縮まります。
つまり、感動を話す＝つながりが深まる＝信頼が生まれる、というわけです。
ビジネスにおいても、お客様との信頼関係を築きたいなら、「感動エピソード」を語ることって、めちゃくちゃ効果的なんです。
ポイント2：ドーパミンの影響
感動したときって、なんだか胸が熱くなったり、嬉しくなったり、涙が出たりしますよね。
その裏側では、脳内で「ドーパミン」という物質が分泌されてます。
ドーパミンは「快感ホルモン」とも言われていて、楽しいこと、うれしいこと、達成感があること…そんなときに分泌されて、私たちを「気持ちいい〜！」と感じさせてくれるんです。
でもここがポイント。
その感動を“もう一度味わいたい”と思ったとき、人はその出来事を他人に話すことで、再びドーパミンを得ようとするんです。
つまり、「感動を語る＝快感を再体験」なんです。
お客さんに「うれしかった話」を語ってもらえるサービスや商品は、それだけで記憶に残りやすくなりますし、口コミが広がりやすくなるんですね。
ポイント3：自己肯定感の向上
感動を語ることには、もうひとつ大事な効果があります。
それが、「自己肯定感アップ」です。
たとえば、子どもが初めておつかいに行って、おつりをちゃんともらってきた…
それを誰かに話すと、「すごいね！えらいね！」って褒めてもらえる。
それによって、「自分ってちゃんとやれてるんだな」って、自信がつきますよね。
大人でも同じで、感動体験を語ることで、自分が「良い経験をしている」「人に喜ばれる存在だ」ということを確認できる。
これが、自己肯定感を育ててくれるんです。
お客さんがあなたの商品やサービスで感動し、それを誰かに話してくれるということは、
「その人の自己肯定感にも貢献している」ってこと。
だから、自然とその人の中に「いいイメージ」として残り、リピーターになってくれたり、紹介してくれたりするんですね。
まとめ：感動はビジネスの最強ツール
いかがでしたか？
感動＝記憶に残る＝話したくなる
このシンプルだけどパワフルな公式の裏側には、
- 人とのつながりを求める「共感の本能」
- もう一度味わいたくなる「ドーパミン効果」
- 自分の価値を再確認できる「自己肯定感アップ」
という3つの理由がありました。
これ、ただの心理学の話じゃなくて、
あなたのビジネスにもすぐに活かせる話です。
例えば、感動してもらえるようなサービスを提供する。
そして、その感動を語ってもらえる「きっかけ」をつくる。
SNSでもブログでも、ちょっとした感動体験を紹介するだけでも十分です。
人は感動すると、つながりたくなる。
そして、つながりができると、信頼され、選ばれます。
ぜひこの「感動の連鎖」を、あなたのビジネスにも取り入れてみてくださいね！
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。