本当に知識がある人ほど「自分はまだまだ」と思っている理由

こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。

「この人、すごく物知りだな！」と感心することはありませんか？でも、そういう人に限って「まだまだ知らないことばかり」と言ったりしますよね。

一方で、あまり知識がない人ほど「そんなことも知らないの？」と他人を見下したり、自分の知識に満足していたりすることが多いものです。
なぜ、本当に知識がある人ほど「自分はまだまだ」と思うのでしょうか？今日は、その理由を3つのポイントに分けて解説します。

知識が増えるほど、自分の「知らない世界」が広がる

知識が豊富な人ほど、世界の広さを実感しています。たとえば、あなたが初めて登山をしたとします。
最初の小さな丘を登った時は「けっこう高いところまで来たな！」と思うかもしれません。でも、さらに経験を積んでいくと、その先にもっと高い山があることに気づきます。
知識も同じです。学べば学ぶほど、「自分はまだまだ知らないことがたくさんある」と気づくのです。

反対に、知識が少ない人は自分の見えている範囲がすべてだと思ってしまいます。その結果、自分が物知りだと勘違いしやすいのです。

「知っているつもり」の落とし穴を知っている

本当に知識がある人は、「知ったつもり」が一番危険だと理解しています。
たとえば、「歴史に詳しい」と言う人がいたとします。でも、その人が知っているのは日本の戦国時代のことだけで、世界の歴史についてはほとんど知らないとしたらどうでしょうか？
知識がある人は、「一部の情報を知っているだけで、それがすべてだと思うのは危険だ」と考えています。だからこそ、自分はまだまだ勉強が足りないと感じるのです。
逆に、知識が少ない人は「ちょっと知っただけ」で満足してしまい、それ以上学ぼうとしないことがよくあります。

知識を深めることが成功につながると知っている

本当に知識がある人は、「学び続けること」が成功につながることを知っています。
たとえば、ビジネスの世界で成功している人は、常に新しい情報を取り入れています。時代の流れが変わる中で、古い知識に頼り続けているだけでは生き残れません。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズは、生涯を通じて学び続けました。彼はデザインやテクノロジーだけでなく、歴史や哲学、芸術にも興味を持ち、それを製品開発に活かしていました。
知識がある人ほど、「学び続けないと成長が止まる」と理解しているため、常に「まだまだ知らないことがある」と考えます。