「うちの商品、なかなか売れないんだよな…」 そんな悩みを持っているあなた。もしか
すると、商品の魅力や値段ではなく、選択肢の“多さ”が原因かもしれません。
実は、お客様は“選ぶのが苦手”なのです。
あるスーパーで行われた実験で、驚くべき結果が出ました。
24種類のジャムを並べた売り場と、6種類のジャムを並べた売り場を用意し、それぞれの
売上を比べたのです。その結果、なんと6種類の売り場の方が6倍も売れたのです！
なぜこんなことが起こるのでしょうか？その理由を、3つのポイントで解説します。
選択肢が多いとお客様は迷う
人は選択肢が多すぎると、どれを選んでいいのかわからなくなります。
例えば、レストランのメニューが100種類もあると、どれを選ぶか迷ってしまいませんか
？ 逆に、人気のメニュー5つだけが載っていると、すぐに決められますよね。
お客様も同じです。 選択肢が多すぎると、「どれがいいかわからない」となり、結局何
も買わずに帰ってしまうのです。
選択肢を減らすと決断しやすい
ジャムの実験では、6種類の売り場の方が圧倒的に売れました。
なぜかというと、6種類なら比較が簡単で、お客様が「これにしよう！」と決めやすくな
るからです。
例えば、あなたがスマホを買うとき、「この3種類から選んでください」と言われたら、
比較しやすいですよね。 でも、「100種類あります」と言われたら、どれを選べばいいの
か悩んでしまいます。
選択肢を絞ることで、お客様が決断しやすくなり、結果として売上アップにつながるので
す。
選択肢が少ないと満足度が上がる
「たくさんの選択肢から選びたい！」と思う人もいますが、実は選択肢が多いと、後で「
こっちにすればよかったかな…」と後悔することが多いのです。
でも、選択肢が少なければ、「これでよかった！」と満足感を得やすくなります。
たとえば、服を買うとき、「黒と白の2色から選べます」と言われたら、どちらかを選ん
で満足します。 しかし、「20色あります」と言われると、選んだ後で「やっぱり他の色
の方がよかったかも…」と悩んでしまうのです。
選択肢を減らすことで、購入後の満足度が上がり、リピート購入につながるのです。
まとめ
売れるためのポイントは、「選択肢を減らす」こと。
選択肢が多いとお客様は迷う
選択肢を減らすと決断しやすい
選択肢が少ないと満足度が上がる
お客様は、決断の負担が少ない方を選びます。
あなたの商品やサービスも、「たくさん用意すれば売れる」ではなく、「選びやすくする
工夫」をすることで、売上がグンと伸びるかもしれません。
ぜひ、選択肢を見直してみてくださいね！
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。