「男性にデザインしてほしい」「女性にデザインしてほしい」
こんなふうに言われること、たまにあります。
でも、これって本当に意味があるのでしょうか?
「男性向けのデザインにしてほしい」
「女性向けのデザインにしてほしい」ならわかります。
でも、「男性がデザインする」「女性がデザインする」と、
性別そのものにこだわる必要は本当にあるのでしょうか?
たとえば、少女漫画の作者が中年男性だったり、
少年漫画の作者が若い女性だったりすることは珍しくありません。
それでも作品は、そのターゲットに合ったものになっていますよね。
つまり、デザインの良し悪しは性別ではなく、
「得意・不得意」によるものなのです。
この記事では、デザインを依頼するときに考えておきたい3つのポイントを紹介します。
デザインの得意・不得意を見極めよう

デザインには、ジャンルやスタイルごとの得意・不得意があります。
たとえば、ポップでかわいいデザインが得意なデザイナーもいれば、
シンプルで洗練されたデザインが得意なデザイナーもいます。
これは、性別とは関係なく、そのデザイナーの経験やセンスによるものです。
有名なデザイナーを見ても、男性が手がけるフェミニンなデザインや、
女性が生み出すクールでメカニカルなデザインはたくさんあります。
だからこそ、デザインを依頼するときは、性別ではなく、そのデザイナーの得意なスタイルを重視するのが大切です。
一例
「柔らかくて女性らしい雰囲気のデザインを作ってほしい」と考えたとき、
女性のデザイナーに頼むのがベストとは限りません。
男性でも、そうしたデザインが得意な人は大勢いますし、
逆に女性デザイナーでもシンプルで硬派なデザインが得意な人もいます。
参考作品を確認しよう

デザインの良し悪しを判断するには、
実際にそのデザイナーが手がけた作品を見るのが一番です。
ポートフォリオを確認し、
「この人なら自分の求めるデザインを作れそう」と思えるデザイナーを選ぶのがポイント。
「この人は男性だから」「この人は女性だから」といった理由ではなく、
「この人のデザインが好きだから」という理由で依頼するのが成功の秘訣です。
一例
「女性らしいデザインが得意」と評判の男性デザイナーに依頼したら、
予想以上に理想に近いデザインが仕上がった!ということもよくあります。
性別にとらわれず、過去の実績を見て選びましょう。
コミュニケーションを大切にしよう

デザインの方向性をしっかり伝えることも、
良いデザインを作るために欠かせません。
「女性らしい感じに」「クールなイメージで」といった曖昧な表現ではなく、
「パステルカラーを基調にして柔らかい雰囲気に」
「黒とグレーを使ってスタイリッシュに」と具体的に伝えるのがポイントです。
また、途中でデザインの方向性を修正したい場合も、
遠慮せずに伝えましょう。良いデザイナーほど、
クライアントの要望をしっかり聞いてくれます。
一例
「もっと高級感のある雰囲気にしたい」と相談したら、
デザイナーがフォントやカラーを調整してくれて、
理想のデザインに近づいた。初めから「おまかせ」ではなく、
しっかり話し合うことでより満足のいく仕上がりになります。
「女性にデザインしてほしい」は本当に正解?性別より重要なことのまとめ

デザインを依頼するとき、性別にこだわる必要はありません。
大切なのは、
1:デザイナーの得意・不得意を見極める
2:参考作品をしっかり確認する
3:コミュニケーションを大切にする
この3つのポイントを押さえておけば、
性別ではなく実力でデザイナーを選べるようになります。
デザインは「誰が作るか」ではなく、
「どんなものを作るか」が重要。
あなたのイメージにぴったり合うデザインを作ってくれるデザイナーを見つけて、
理想のデザインを手に入れましょう!

















こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。