SNSが当たり前の時代、営業活動もオンラインで行うことが増えていますね。しかし、その中でよく目にするのが、「初対面の人に無差別に営業メッセージを送る」という行為。これ、実は自分の価値を大きく下げるリスクがあるんです。
例えるなら、「初対面で『結婚してください』と言うようなもの」。思わずギョッとするこの表現ですが、営業メッセージの失敗例を的確に表しています。今回は、そんなNG行為を避けながら、相手の心に響く営業メッセージを送るためのポイントを3つご紹介します!
その1:無差別営業は逆効果!なぜやってはいけないのか?
まず最初に考えてほしいのは、無差別営業のリスクです。例えば、あなたがSNSでこんなメッセージを受け取ったとしましょう。
「こんにちは!Zoomでお話ししましょう!私の商品はこんなに素晴らしいんです!」
どう思いますか?ほとんどの場合、「誰だこの人?」と思うだけで、興味を持つどころか不快に感じるのではないでしょうか。相手の立場に立ってみると、無差別に営業メッセージを送る行為がどれだけ信頼を損なうかが分かります。
「初対面で『結婚してください』はNG」という例えがぴったり当てはまります。まずは相手との関係を築くことが大切なのに、それをすっ飛ばしていきなり「商品を買ってください」と言われても、警戒心を抱くだけです。
その2:相手の心に響くメッセージを送るコツ
相手に心を開いてもらうためには、メッセージを送る前に「相手のことを知る努力」をしましょう。相手のSNSを少し見れば、次のような情報が分かることがあります。
どんな仕事をしているのか
趣味や興味関心は何か
最近の投稿内容や活動
例えば、相手のプロフィールや投稿を確認した上で、次のようなメッセージを送るとどうでしょう?
「こんにちは!〇〇さんが投稿されていた△△の記事、とても興味深かったです。実は私もその分野に取り組んでいるので共感しました。一度お話ししてみたいです!」
相手が共感できる内容を含めることで、無視される可能性がぐっと減ります。また、「あなたのことを知りたい」「理解したい」という姿勢が伝われば、自然と信頼も生まれます。
その3. 信頼を築くための営業メッセージの基本
業で最も重要なのは、信頼関係を築くことです。メッセージの中で自己アピールをするのは必要ですが、そればかりでは相手に「売り込みが目的」と思われてしまいます。信頼を築くためには、次のようなポイントを意識しましょう。
相手の話をしっかり聞く姿勢を持つ
「あなたの課題や興味について教えてください」といったフレーズを添えると、相手に寄り添う姿勢が伝わります。
有益な情報を提供する
相手が役立つと感じる情報やアドバイスをさりげなく伝えることで、あなたの価値が相手にとって高まります。
長期的な関係を目指す
短期的な利益を追うのではなく、相手との信頼を深めることを最優先にすることで、結果的にビジネスが成功する可能性が高まります。
例えば、Zoomでの会話を提案する場合も、次のように工夫しましょう。
「もしよろしければ、Zoomでお話ししませんか?私の方で〇〇について情報をお伝えできればと思いますし、〇〇さんのご意見もぜひ伺いたいです!」
このようなメッセージであれば、一方的な売り込みではなく、対話を重視していることが伝わります。
相手の心に響くメッセージ!SNS営業の新常識まとめ:心に響くメッセージが営業の鍵
今回お伝えしたポイントを振り返りましょう。
無差別営業は逆効果!まずは信頼を築くことが重要
相手の情報を元に寄り添ったメッセージを送る
信頼を築くコミュニケーションを心がける
営業は「商品を売る」ことではなく、「相手との信頼を築く」ことから始まります。そのために、まずは相手の心に響くメッセージを送ることを意識してみてください。
「初対面で『結婚してください』はNG!」という例えを思い出しながら、自分のアプローチ方法を一度見直してみるのも良いでしょう。それだけで、営業活動の成果がぐっと変わるはずです。
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。