こんにちは！今回は「自分が正しいと思い込んでしまうことの怖さ」についてお話しします。個人事業主として日々の仕事に取り組んでいると、時には「自分のやり方が絶対に正しい！」と思うこともあるでしょう。でも、そんな時に一歩引いて考えることが大切です。なぜなら、自分の正しさに固執してしまうと、周りとのトラブルに発展する可能性があるからです。
自分が正しいと感じた瞬間でも冷静に対応
特にビジネスでは、自分が正しいと感じた瞬間でも冷静に対応し、相手の意見を尊重することが重要です。「正しいから」といって相手を攻撃したり、SNSでさらし上げたりするのは絶対にNGです。今回は、どうすれば冷静な判断ができるのかを、3つのポイントに分けてお話しします。これを読んで、自分のビジネスに役立ててくださいね。
自分の正義が全てではない
まず第一に、誰もが「自分が正しい」と思って行動することがよくあります。でも、それが本当に正しいかどうかは、状況や相手の立場によって変わるんです。たとえば、あなたがサービスを提供しているお客さんが「これがいい」と思っていることがあっても、自分とは違う視点から考えたとき、その意見が正しい場合もあります。
あるいは、あなたが「この方法が一番効果的だ！」と思って進めていたプロジェクトでも、他の人から見るともっと効率的なやり方があるかもしれません。大事なのは、他人の意見に耳を傾け、自分のやり方が必ずしも最善ではないかもしれないと考える柔軟性です。
特にビジネスの場面では、お客様や取引先、そして同僚との関係が非常に重要です。「自分が正しい」と思い込んで相手を責めるような行動を取ると、信頼関係が崩れてしまうことがあります。たとえ自分が正しいとしても、冷静に、そして相手の気持ちを考えた対応を心がけることが大切です。
利得型の行動パターンに注意する
次に、利得型の人々についてお話しします。利得型とは、常に自分の利益を最優先に考えて行動する人たちのことを指します。たとえば、何か問題が起きたときに、その人は自分が損をしないように、他人を攻撃することも厭わないことがあります。ビジネスシーンでは、こういったタイプの人とどう向き合うかが重要です。
一つの例として、ある取引先があなたに無理な要求をしてくる場面を考えてみましょう。「この納期は無理です」とあなたが正当な理由で伝えたとしても、相手は「それでもやってほしい」と強く要求してくるかもしれません。ここで感情的になってしまうと、余計にトラブルが大きくなってしまいます。
利得型の人に対しては、感情的に反応するのではなく、冷静に対応することが重要です。彼らは自分の利益を最大化することしか考えていないことが多いので、自分が正しいと感じたとしても、それをそのまま押し通すのではなく、ビジネス的な視点から解決策を提案することが効果的です。
「あなたのために」の裏を見抜く
最後に注意してほしいのは、善意に見えるけれども実は自分の利益を守ろうとするタイプの人たちです。たとえば、「あなたのために言っているんだよ」と親切そうに見せかけて実は自分の利益を追求している場合があるんです。
親子関係でもよく見られますが、ビジネスシーンでも同様です。上司や取引先が「あなたの将来のために」とアドバイスしてくることがあるかもしれません。しかし、その言葉の裏には、実は彼ら自身の利益を守るための意図が隠されている場合もあります。
こういった場面に直面したら、一度立ち止まって「本当にそれは私のためなのか？」と考えてみることが大切です。もちろん、すべてがそうだというわけではありませんが、特にビジネスの世界では、自分を守るための冷静な判断が求められます。
ビジネスでの「自分が正しい」は危険信号？のまとめ
今回は、「自分が正しいと思い込むことの危険性」についてお話ししました。ここでのポイントは、ビジネスにおいても、相手の立場や意見を尊重し、冷静に行動することの大切さです。
自分の正義が全てではない：他人の意見にも耳を傾け、柔軟な対応を心がけましょう。
利得型の行動パターンに注意する：感情に流されず、冷静にビジネス的な解決策を見つけることが重要です。
「あなたのために」の裏を見抜く：表面上の善意に惑わされず、冷静に判断しましょう。
自分が正しいと感じたとしても、その気持ちに固執しすぎるとビジネスに悪影響を及ぼすことがあります。特に、相手をさらし上げたり、攻撃したりするのは絶対にNGです。自分の信念を持ちながらも、冷静で柔軟な対応を心がけることで、より良いビジネス関係を築くことができるでしょう。
こんにちは、愛知県豊橋市を拠点として全国の中小企業の皆さんの、集客と販売促進のサポートを、デザイナーとコンサルタント両方の視点でサポートしている、販促工房の笹野です。