パソコン、スマホ、タブレットなど
身近に様々なデバイスが普及してきたことにより
私たちの生活はグッと便利で快適なものになりつつありますよね。
しかし、そんなデバイスを持っているこそ怖いのが、「トロイの木馬」と呼ばれる悪質なマルウェア（コンピュータの安全を脅かす悪質なソフトウェア）の存在です。
何年も前からこの悪質なソフトウェアは存在し、多くの被害者を出してきました。
これは過去のことではなく、今現在も脅威との隣り合わせなのです。
今回はそんな「トロイの木馬」とはどんなものなのか、そしてその対策はどうすればいいのかを説明していきますね。
ウィルス〜トロイの木馬とは？
トロイの木馬とは、コンピュータの安全を脅かす悪質なソフトウェア＝マルウェアの一種です。
ギリシャ神話のトロイア戦争で、トロイアを陥落させる決め手となったとされる木製の馬の装置から名前がきています。
この木馬には中に人が入れるようになっており、巧妙な罠や内部通告者などを転じて「トロイの木馬」と呼ぶようになったというわけです。
トロイの木馬には様々な種類があります。
代表的なものとして、バックドア型・パスワード窃盗型などが挙げられます。
バックドア型は、知らない間に勝手にデバイスにインストールされ、実行・遠隔操作をするプログラムのことを言います。
2012年には、何者かがパソコンに攻撃し遠隔操作をすることで、勝手に犯罪予告や襲撃予告などが発信されていたという遠隔操作事件が起きました。
フリーソフトなどにマルウェアを忍ばせ一緒にダウンロードさせるという感染経路が確認されています。
パスワード窃盗型は、何らかの方法で相手の重大な情報を抜き取り、悪用するものを言います。
クレジットカードやオンラインバンクのアカウント情報が抜き取られ、勝手に使われているという事例が多く挙げられます。
ではこのトロイの木馬を未然に防ぐことはできないのでしょうか？
ウィルス〜トロイの木馬を回避する対策は？
トロイの木馬を未然に防ぐ・感染させないためには、まずはウイルスバスターやノートンなどのアンチウィルスソフトをインストールしておくことが大切です。
トロイの木馬は、その詳細な情報がわかっている場合であればアンチウィルスソフトで簡単に検出することができ、ある程度は削除することができます。
しかし、日々膨大な数の新しいトロイの木馬は生み出されているため、アンチウィルスソフトでは検出できないものも世の中にはたくさんあるのです。
このような未知のトロイの木馬に感染しないためにも、怪しいサイトを開かない・むやみやたらにクリックしないことを心がけてくださいね。
ウィルス〜トロイの木馬まとめ
ネットの普及によって便利な世の中になるにつれて、トロイの木馬が脅威を振るうステージも広がってきているわけです。
知らないところで勝手にあなたの情報が抜き取られていたり、使われていることがあるかもしれません。
そうならないためにも、できる対策やセキュリティ環境の確認、怪しいサイトをクリックしないなど、意識して過ごしてくださいね。
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