お金を儲けるのは「ダメ」だけだけど、貯金をするのは「良い事」なの？

不思議な日本の価値観の一つに
「豊かになるのは汚れる事」って言うのあります。
なんか聞いたことありません？

儲けるのはだめじゃんって、言っているのに
実はお金が大好きなんじゃないの～？って言うデータもあるんですよね

こんな話 聞いた事ありませんか？
アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスなどと比べて
日本は投資に回される、お金は極端に少なくて、
タンス預金などの現金を持っている金額や
預貯金が圧倒的に多いって話

つまり、日本人は自分の眼の前で
お金を貯めるのが好きって事なんです

子供の頃からよく言われるセリフ

実際問題、皆さんも親によく言われませんでしたか？

あなた、ちゃんと貯金しているの？、
将来の為にしっかりしないといけないよ
なんて、ありましたよね。

逆に聞いちゃうと、将来の為に
貯金では、お金は全然増えないから、
しっかり考えて投資しないといけないよ
なーんて、親に言われないですよね

ちょーっと考えてみると
実際問題、貯金する為には
お金を儲けなくっちゃ出来ないんですよね
これ、至極当たり前の理屈

普段の生活に余裕なお金がなければ、
当然 預貯金にお金を回すことが出来ません

この辺り、すっごい矛盾してますよね
自分たちの親世代は、
お金を貯金する事は美徳だと言うのに
お金を稼ぐことは、良いことだってあんまり言わない・・・
なんか、不思議な感じです

この根本の問題は
日本人は、社会の仕組みに対しての
信頼が薄いんだと思います

お金の稼ぎ方の問題

結局は、お金の稼ぎ方の問題なんですよね
人を騙してとか、ボッタクってとか そんなのは当然ダメです
でも、社会の仕組みに対しての信頼が薄いので

まっとうに働いていては、
お金を稼げないと思っているんです

だってね、悪名高い人の名前ほど
よく耳に入ってくるんです。

だから、お金を稼ぐ＝悪者ってイメージなんですよね

本当は、まっとうに仕事して
稼いでいる人はいっぱいいます。
でも、悪名ほど聞こえてくるので
しっかりやっている人の名前とか
噂ってね全然聞こえてこないんです。

これって、時代劇なんかを見ていてもわかります
（もしかして、これで 洗脳されてる？？）

悪代官とか、悪の庄屋さん（越後屋とか）なんかは
必ず、お金持ちで街の人達に
めちゃくちゃな事をやってお金を稼いでる
で、正直者が馬鹿を見る感じになっちゃってるのが

いつもの話の展開ですね
（そのあと、遠山の金さんとか水戸黄門がくるパターン）

まぁ、テレビは置いておいて
しっかりと良い仕事をして、お客様に喜ばれてお金を頂く
実際にその流れで、会社が儲かり潤っていき
従業員にしっかり給与を払い、社会に貢献していく
こんな流れって理想かと思います

つまり
稼いでいる＝悪なのではなく
どうやって稼いでいるのか
その稼いでいるお金をどうしているのか
そこの所に着目して、物事を判断するようにしましょう

一面だけを斜めから見ていると
本質が見えなくなりますよ

しっかり情報を収集し
正しく行動していきましょう。
でも、この正しいって判断が、人によってかなり異なります

まずは、自分の心に正直に行動したいものですね。

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